主婦の友新書<br> ブスがなくなる日―「見た目格差」社会の女と男

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主婦の友新書
ブスがなくなる日―「見た目格差」社会の女と男

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784072773512
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0295

内容説明

街からブスが消えた!それは、美容が進化したからなのか?はたまた、日本民族が変わってきたからなのか?大いなる疑問に、歴史をひもとき、あるときは心理学からの考察を加え、ブスと美人の溝を埋める一冊。ブサメンに未来はあるか?世の男性たちよ、女性はイケメンを鑑賞している!女性たちは、同性の目を意識してキレイを目指す!江戸時代の美男は、なよなよしていた…男たちにとっても、見逃せない一冊。

目次

第1章 街からブスが消えた―日本の最新「顔」事情
第2章 ブスと美人の歴史―うつろいゆく美醜の基準
第3章 ブスにはブスの生き方がある!―美人VSブスの近代史
第4章 ブサメンに未来はあるか―「顔」競争に駆りたてられた男たち
第5章 女の美バトルは続く―老いとの壮絶な戦い
第6章 見た目社会を生きていく―ブスが切り開く未来

著者等紹介

山本桂子[ヤマモトケイコ]
美容ジャーナリスト。1960年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒。鐘紡(株)カネボウ化粧品本部商品開発室に4年間勤務の後、27歳よりフリーの美容ライターとして活動。「ViVi」「FRaU」「Grazia」「VoCE」「Style」(以上、講談社)、「ELLE JAPON」(アシェット婦人画報社)、「婦人公論」(中央公論新社)などの雑誌のほか、化粧品メーカーの広報誌などに幅広く執筆。2001年、資生堂企業文化部主催による化粧文化研究会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

明智紫苑

9
再読。終盤で引用されている光浦靖子さんの発言は、いわゆるおネエ系タレントにも当てはまると思う。しかし、今のネット上ではおネエ系タレントの発言も炎上する恐れがあるよね。2019/07/29

ヴェネツィア

7
 合コンで、女は男ではなく女を意識して化粧する―から、女子会までは、ほんの一歩の距離。  ハンサム―イケメン―ブサメンの構造分析も説得力がある。2012/01/26

雑食奈津子

6
ブスとは猛毒トリカブトの根、附子が語源である。だから周囲が顔の整っていない女性に対し猛毒の言葉をかけ続ければ、必然的に彼女は猛毒の性格となるのである。ブス=性悪なのではない。ブス→猛毒を浴びる→性格が歪む→性悪になる。なんて単純な構造なのだろう。一刻もはやく男性たちは女性にブスなんて言わなくするべきだ。と思いきや、昨今は女性が男性を選ぶ時代になりつつある。すると男性たちは自分たちの顔の良し悪しについて頭を悩ますようになったらしい。仕事をしながらなんでこんなことまでと思いか?女はむかしから悩んでいたんだよ!2019/10/04

FuSa

6
ハンサムとイケメンのニュアンスの違いよ。これが時代か。2016/09/08

ybhkr

5
おもしろかった。単純な社会学史ではなくブスや美醜の歴史にも触れ、女性がどんなに男性から美醜で価値がつけられ、ブスが非人間、バカにしてもよい存在として扱われてきたかが書かれている。この不況と女性の社会進出により容姿の問題は男性にもおよびはじめている。犯罪者や自殺者のコンプレックスにも容姿の美醜が入るほど。女性は明治以降この辛酸をなめ続けてきた。男性は経済力で女性の容姿や家事能力を選んできたが、今の時代、男女は同じ条件で相手を選ぶことかできる。ブスをブスと呼べなくなった日こそが、ブスのなくなる日かもしれない。2015/03/26

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