内容説明
不器用、やせ我慢、貧欲さ、上昇志向、反抗心、不良社員、質実剛健、豪快、白いワイシャツ、武士道、愛国心、シャイ、人情、寡黙…「昭和の男」とは？というアンケートから拾ったキーワード。痛快な男性論や恋愛論を披露した著者ならではの目で見た、昭和という時代。さまざまなエピソードであの頃を振り返りながら、「男達」に贈るエールがきっしり詰まった一冊。
目次
第１章 男が男であった時代（骨太でゴツゴツしていた男の身体；着物から生まれるビシッとした心構え ほか）
第２章 身銭を切った時代（ＩＤカードからほの見える管理社会；愛妻家を男の肩書に名乗る愚 ほか）
第３章 命の重さが違っていた時代（「命の値段」が変わってきたのか？；長寿番組がなくなる日 ほか）
第４章 ヒーローがいた時代（西部劇と時代劇に見る男の美学；イミグラント一世紀 ほか）
第５章 そして、新しい時代へ（私の宝物；スター不在の時代 ほか）
著者等紹介
いつか［イツカ］
生粋の江戸っ子。ビジネスマンの成功と孤独を描いたベストセラーから、若い女性の深層心理をとらえた恋愛エッセイまで、著書は３０冊を超す。取材などで約４０カ国を駆け巡り、各国・各界に多彩な人脈を持つ。“角川いつか”の名での著書多数。日本ペンクラブ会員、日本アカデミー賞協会会員、日本旅行作家協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ten ten
3
男性は女性化し、女性は男性化している現代。性格や顔つきや身体つきも、昭和を思い出させる影や形も見当たらない。長寿番組もなくなり、命の値段も変わってきた今、大切にしたいものを改めて問われたエピソード集。2020/01/05
恵美
1
作者はひたすら昭和の男を持ち上げているけど、私は平成の男の方がいいな～。あんまり男臭い人は苦手だから。2012/11/15
ほみょ
0
★★★☆☆「昭和の男」集。著者の性格なのか、あっちいったりこっちいったり忙しいな。「昭和の男」の特徴がだんだん消えていく。2012/09/29
