内容説明
頑張っているのに「ちっとも楽にならない」、「しあわせになれない」と感じている人が多い。この10年、時代は女性のいる場所を楽にはしてきたけれど、同時に家族や結婚、生き方や働き方をめぐる現実も大きく変化を始めている。「結婚したらしあわせ」は、もう、ない。これまで信じてきた「しあわせなライフコース」は通用しない時代に、私たちは生きている。自分らしくしあわせに生きるにはどうしたらいいのか。新しいしあわせのスタンダードを考えていく。
目次
第1章 「女のしあわせ」はどこにあるのか?―2人に一人は独身?激変をはじめた「しあわせの形」(結婚を維持できるのは2人に一人という時代へ;女一人で4人産まないと、既存のシステムが崩壊する? ほか)
第2章 「女のしあわせ」はどこから来たのか―あなたの中に埋め込まれている、母親世代のしあわせの記憶(「母親世代のしあわせの形」はもう通用しない;団塊の世代の祖母の時代「主婦の誕生」 ほか)
第3章 「女のしあわせ」はどこに行くのか―生きにくさの時代を作る情報化社会(メディアの中にある「女のしあわせ」;育児と家庭と仕事を両立する人があこがれ ほか)
第4章 「本当にしあわせになる」ための10のヒント―これからの時代を生きる女性たちへ(3K(結婚、子ども、家庭)を漠然と待つことを今すぐやめる
「稼ぎ続ける」視点で仕事を考える ほか)
第5章 「新しいしあわせのスタンダード“3S力”」のススメ―分け合い、育て、住まう力と、それを支える社会を(しあわせは3K(結婚・子ども・家庭)から、3Sへ
K→S 結婚する二人から、シェアの発想へ ほか)
著者等紹介
ももせいづみ[モモセイズミ]
生活コラムニスト。東京都生まれ。新聞・雑誌等への執筆を中心に講演や政府省庁の委員など幅広く活躍中。暮らしに根ざした独自の視点によるコラムは、幅広い世代から支持を集めている。2010年には、女性が「働き、産み育て、生きていく」ことが楽になるためには何をしたらいいのか?を探り、発信し、つながるための活動『はた楽プロジェクト』を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
さなごん
ベージュカピバラさん
yamaneko*
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