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主婦の友新書
バラエティ番組がなくなる日―カリスマプロデューサーのお笑い「革命」論

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784072767719
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0295

内容説明

「THE MANZAI」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」数々の大ヒット番組を創った、佐藤義和。彼は言う…「1980年代、お笑い番組は革命だった!」最近テレビがつまらないと嘆く人に贈るカリスマプロデューサーからの提言。そして、バラエティ番組の未来。

目次

序章 危機に瀕するバラエティ番組(怒涛の新番組攻勢;バラエティ番組の密やかな実験 ほか)
第1章 バラエティ番組の進化(バラエティ番組の誕生;まったく新しい演芸番組の誕生 ほか)
第2章 お笑い芸人の習性(ゴールデン枠に鑑賞に堪える番組がない;お笑いタレント量産時代 ほか)
第3章 バラエティ番組をダメにしたテレビマンたち(バラエティ番組づくりは狩猟民族の仕事;経済的な厳しさの弊害 ほか)
第4章 バラエティ番組はどこへ行けばよいのか?(テレビはすでに主役ではない;アクトリーグとの出会い ほか)

著者等紹介

佐藤義和[サトウヨシカズ]
1971年東北学院大学法学部法律学科卒業。フジテレビの制作系子会社フジポニーを経て、1980年にフジテレビジョン入社。1980年にディレクターとして「THE MANZAI」を企画し、漫才ブームを起こす。「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」と次々とヒット番組を連発し、1987年にプロデューサーとなる。その後も「冗談画報」「夢で逢えたら」「SMAP×SMAP」などを手がける。1994年7月に演芸制作担当部長に昇格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

2
フジテレビで漫才ブームを巻き起こし、ディレクターとして「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」などヒット番組を連発したカリスマプロデューサーのバラエティ番組論。テレビ業界のレベルの低下に対する警鐘を鳴らす。視聴者としても民放のバラエティ番組のレベルの低さには本当にウンザリしているが、テレビの地位低下も含めて構造的な問題なのかも知れない。ただし筆者が主張するような過去の成功体験をベースにした考え方では、現在の世の中を考えると解決は難しいのかも。バラエティ番組をもっと面白くしてほしいと願っているのだが。2024/02/26

Humbaba

1
昔と今とでは,様々なものが大きく変わっている.その中でも,情報のスピードが変わったことが,社会に対して大きな影響を与えている.スピードが速まり,消費が早まる.それによって本来は最も大切にしなければいけない「育てる」という要素が削ぎ落とされ,狩りつくすかのように消費を続けていることは,大きな問題である.2012/01/08

まっつん

1
佐藤さんはだれに向けてこの本をお書きになられたのかに疑問符。「昔はよかったのになぁ~」「俺は凄かったたんだぞぉ~」というメッセージしか読み取れなかった。2011/02/26

まんまるまる亭

0
「バラエティ番組は、どうやって作られるのだろう?」と思ったから読んだ。視聴者の飽きに素早く反応する所が印象に残った。足で稼いだ経験や出会いをもとに企画し、実験を重ね、本番に臨むというやり方が、「なるほど、そうやるのか」と思った。以前、週刊少年サンデー編集長が新人作家の育成を優先する方針を出したとき、「サラリーマンがどうやって芸人を育てるのだろか?」と思ったけど、期せずして本書で答えを得た。優等生な官僚タイプが作る模倣と足し算でできた番組に対する批判や、昔の芸人の生態など、思ったより、得るものが多かった2016/01/12

皆砕けろ

0
ロマンを求めるテレビマンがいない落語は国際的にみても高いレベルの笑い社会風刺が大事アクトリーグ2015/01/17

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