主婦の友新書<br> レストランがなくなる日―レストラン受難時代に生き残る店はどこだ!

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主婦の友新書
レストランがなくなる日―レストラン受難時代に生き残る店はどこだ!

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784072759035
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

内容説明

不況による価格破壊、若い世代の外食離れ、見えない批評・ブログの影響…。レストランがなくなる、は今現実に起きています。世界の食文化、レストランの最前線をレポートするレストランジャーナリスト犬養裕美子さんが現在の日本のレストランの問題点を明らかにしつつこれから成功する店のキーワードを考える1冊。良い店悪い店の見分け方やオススメの店も紹介します。そして、2010年世界一に輝いたデンマークの「ノマ」に未来へのヒントがあった―。

目次

北の国デンマークのレストラン「ノマ」はなぜ世界一なのか?(世界一のレストランはどこだ?;“世界一”デンマーク「ノマ」はここが新しい;世界一のレストランが教えてくれた、高級レストランの終焉 ほか)
日本のレストランが抱える危機的状況(レストランジャーナリストって何?;3分でわかる東京のレストラン30年史;インターネットとレストラン ほか)
時代をリードするチャレンジレストランの注目キーワード(肉をおいしく熟成させる、話題の“ドライエイジング”;料理、ワイン、サービスに工夫を凝らす“チーム力”;一日一組限定“キッチンカウンター”のもてなし ほか)〔ほか〕

著者等紹介

犬養裕美子[イヌカイユミコ]
レストランジャーナリスト。東京都生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。学生時代からタウン情報誌のライターとして取材を始める。もともと食に興味を持っていたことから、レストランを専門に取材。東京を中心に世界の食文化、レストランの最前線をレポートする。2007年よりイギリスの飲食専門誌が主催する世界的レストランランキング「サンペレグリノ・ワールド50ベストレストラン」において、日本の投票者31名の代表を務め、海外のシェフ、ジャーナリストとの親交も深い。2010年より、地方素材の普及に努める料理人を選定する、農林水産省料理人顕彰制度審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メガネ

5
タイトルと中身がマッチしておらず、結局何が言いたいのか分からずじまいの一冊でした。終始、著者のレストラン感が綴られているのですが、今って「レストラン」という言葉そのものを使うことが減ったような気がします。カテゴリはレストランに入る店はいっぱいあるのだけど、客も店側も特にレストランというカテゴリを意識しないで楽しんでいる時代ではないかと思います。だから読んでいてもなんだかしっくりこなくて。最後のお店紹介は必要ないような気がします。やっぱり「なぜレストランがなくなるのか」という答えを最後に知りたかった。2016/04/15

ココアにんにく

2
雑誌に紹介されいていた本。9年前の出版なので現状は分からないが、現在(2020年)のコロナ禍の状況も併せて読んでしまう。連絡もせず予約をキャンセルする客が経営を悪化させる話はよく聞きますが、来ても水と前菜だけで居続ける人がいるとは知らなかった。興味のあった話は、築地通いと産地直送。有名シェフが世界に何店も出店する「高級ファミレス」、コースの小量多皿(今でもそうなのかが気になる)。2020/07/01

ブルーローズ

1
不況や震災で都市部で単価が高いレストランが閉店している。その理由の一部がこの本で述べられている。後半にオススメレストランあり。(著者の)2011/05/07

暇人

0
長年の不況により財布の紐が固くなり、外食する機会は間違いなく減った。コンビニなどの中食が代わりに隆盛している。カロリーをとれれば行きていけるので、外食産業は必ずしも必要ではない。そして、レストランジャーナリストはもっと必要ない職業だ。ハレの日に行きたいところはどこなのか?レストランジャーナリストはどうしたらいいのか?を考えて書かれたのが本書だ。うまいのまずいのを超えたレストラン批評。ここに差別化要素があるようだ。2017/01/29

Mari Kobayashi

0
誰もが特別な日にレストランを選ぶ時代は終わったということが、随所に書かれていたけど、そもそもバブル崩壊後に物心ついた私たちにはそんな感覚はない。私たち世代が食を担う時代がきてるけど、だいぶ大きく形が変わるだろうなという気がした。みんな、スローを求めてる時代だから、食べるところくらいはゆっくりできる場所にしたらどうかしら。だって、食べることって一番身近に幸せ感じる瞬間だと思うし、その時にせかせかしてるなんてもったいない。どうせなら、食材もそういう考えの人が作ったものを使ってさ。ファーマーズマーケットに行きた2012/10/20

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