主婦の友新書<br> ラーメンがなくなる日―新横浜ラーメン博物館館長が語る「ラーメンの未来」

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主婦の友新書
ラーメンがなくなる日―新横浜ラーメン博物館館長が語る「ラーメンの未来」

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784072756591
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0295

内容説明

今や国民食とも言えるラーメンがなくなる?そんなはずはない、と思う方もいるでしょう。でも、あなたの周りのラーメンがどこも同じに感じることはありませんか?とんこつが流行れば、とんこつ。そして、塩、味噌、つけめん。新横浜ラーメン博物館館長がラーメン文化の危機を訴えます。さらに、ラーメン文化の再生には、それぞれの土地の風土から生まれた郷土料理=「郷土ラーメン」を見直すことがカギだ、と言います。有名店の誘致秘話、ラーメンの海外進出など、今すぐラーメンが食べたくなる話も満載。ラーメン愛溢れる美味な一杯(冊)。

目次

「ラーメン博物館」をつくった目的は「郷土ラーメンの普及」
ラーメンのブームの功罪
郷土ラーメンの礎をつくった店たち
郷土ラーメンが成立した経緯と発展の条件
郷土ラーメンが危機にある
郷土ラーメンを発展させる人たち
ラーメンの未来はどこへ行くのか

著者等紹介

岩岡洋志[イワオカヨウジ]
昭和34年6月11日、新横浜駅がある横浜市港北区篠原町に生まれる。青山学院大学で経済学を専攻。昭和57年3月に大学を卒業後、4月に大昭和製紙株式会社(現:日本製紙株式会社)の代理店である株式会社大倉博進(現:新生紙パルプ商事株式会社)に入社。昭和60年6月には退社し、父親の会社である株式会社興新ビルに入社。そして、平成5年8月に株式会社新横浜ラーメン博物館を設立し、そこで代表取締役に就任、平成6年3月6日に「新横浜ラーメン博物館」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

9
ラーメンがなくなる日といってもラーメン自体ではなくご郷土ラーメンの話で、しかもそれすらも「なくなることの危惧」は一割程度、後は新横浜ラーメン博物館館長としてとにかく好きな郷土ラーメンについて延々語るだけ、という清々しいまでに好事家精神に溢れた一冊。情報化社会が食文化の均質化やローカル性を無視した流行を生むかもしれないね、程度でタイトルの話を済ませて、後は各郷土ラーメンの歴史や地法の特色にそれがいかに合っているかを語り、ついでに新横浜ラーメン博物館と名店の関わりを盛大に自慢している。こういうのでいいんだよ感2019/01/11

かめかめ

0
タイトルの意味は「ラーメン」がこの世からなくなることではありません。 郷土ラーメンがピンチだということが書かれています。 個人的には、それほど心配しなくてもいいと思いますが・・・・2010/12/02

ズボイミ半魚人

0
「なくなる日」シリーズ2冊目。パチンコと同様、悲観論でもべき論でもない、ラーメンの歴史を簡単に紐解く内容。最後部分で「ラーメンがなくなる日など来ない」と明言しており、将来をポジティブに予測し締めくくられている。悲観論として筆者が問題視している、情報化と消費者の味覚高度化による『ラーメンの均一化』については成程確かにと思うところがあった。ここで霊的な引用をひとつ。「同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も、特殊化の果てにあるのは緩やかな死…それだけよ。」2011/03/24

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