内容説明
くよくよ考え、悩みやすい人は、将来のことを心配したり、過去の行いを何度も思い出したり後悔したりすることをなかなかやめられない。それを放っておくと、うつ病や不安障害などの精神的な問題に発展してしまうことも多い。本書には、効果が実証済みの心理学的な治療法をもとにした、マインドフルネス瞑想の練習法が紹介されている。あなたも、自分にはどうしようもない過去や未来の問題について悩むのをやめて、今を満足して生きられるようになるのである。
著者等紹介
クマール,サミート・M.[クマール,サミートM.][Kumar,Sameet M.]
フロリダ州ブロワード郡にあるメモリアル・ヘルスケア病院のメモリアル・ガン研究所の精神療法医であり、仏教徒である。瞑想療法、緩和ケア、精神療法、ストレス・マネージメントおよびリラクゼーション、遺族に対するグリーフ・ケアを専門とする。ヒンズー教やチベット仏教の著名な指導者たちとともにインド、中国、チベットを広く旅して修行をつんだ
大沢章子[オオサワアキコ]
大阪大学人間科学部卒。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Suzu
1
マインドフルネスの基本は今を意識して、あらゆるものを受け入れること、徹底的受容。脳が心を作るのではなく心が脳の働きを指示している。つまり心の力を利用して脳の働き方を変えることができる。マインドフルネスは脳の神経回路を作り直すことができる。マインドフルネスの瞑想の習慣、定期的な運動、健康的な食生活、十分な睡眠の4つを幸福の4つの柱と著者は呼んでいる。2017/09/03
ZONBIRIBI
1
メンタルを整える習慣を身につけようと思い、読んでみました。ヘンに宗教じみたりしていなくて、読みやすかったです。この方法でしばらく続けてみようと思います。2013/11/23