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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072578971
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

人生の教訓は嫌われもののへんくつじいさんと、花瓶と、古い思い出の箱が教えてくれた。人生で大切なこと。

著者等紹介

ソーネンブリック,ジョーダン[ソーネンブリック,ジョーダン][Sonnenblick,Jordan]
ペンシルバニア大学卒業生で、現在は中学校の国語教師。はじめて出版した小説『ちいさな天使とデンジャラス・パイ』(主婦の友社)で、米国図書館協会のティーンズ・トップ・テンなどさまざまな賞を受賞。ペンシルバニア州ベツレヘムに暮らす

池内恵[イケウチメグミ]
大阪外国語大学フランス語学科卒業。西イリノイ大学大学院で英語学の修士号を取得し、現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

9
最初から亡くなることはわかっていたのです。でも爽やかなんですよ。亡くなったあとのことも、とてもいいのです。私もまた年をとるなら、そしてやがて死ぬのなら、自分が死んだあとにこんな素敵な爽やかさが残ったらいいなあ、と思う。そんな生き方をしたいな、と思ったのでした。2010/11/08

naonchi

4
随分前から噂は聞いてたけど、これは素晴らしいYAです。冒頭から「最後にはどうなるか」の予測が付くのに、やっぱりウルウル~っとしてしまった。ジェネレーション・ギャップと友情とYA世代の自分探し、なんて聞いたら随分とベタでしょ?でもね、ちゃんと物語のなかで人物が動いているので生き生きしてるんですよ。アメリカのYA世代は、大人になること、責任を持つこと、自己を確立することを、其々を全てごっちゃにせずに求められているんだなーと分かります。良書、良書!2012/10/19

dirk

4
頑固で口が悪くけりゃ意地も悪いお爺さんのソルと、勉強もそれなりにこなし、口も達者だが実はまだ世の中の事を何もわかっちゃいない高校生のアレックスが彼の起こした事件をきっかけに出会い、そしてお互い罵り合いながら絆を深めていく・・・凄く良かった!10代の頃に人生の教訓を得るのは、時に親でもなく教員でもないことがある。アレックスはラッキーだった。また、ソルもアレックスとその幼馴染みのローリーに出会えたことはラッキーだったのだろう。今更気づいたのだけれど、どうやらYAというジャンルが好きみたいだ、自分。笑2012/10/08

knoriko

4
すごくよかった!ジャズ好きなギター少年と偏屈老人の交流みたいな。「聖者の行進」に込められた意味というか、話の中におけるこの曲の役もよかった。家族の愛情は深いんだとか音楽の力はすごいとか、色々言えるけど上手く説明出来ないのが残念。けど、この本を読んでなんか満たされたのは確か。とりあえず読んで欲しい!この人の別の本も読んでみよう。2010/09/28

にま

4
すごくよかったです!酔っ払って無免許運転をして破損事故を起こした主人公。懲罰のために老人ホームである老人の世話をすることに・・・。ところが、その老人は極めつけの頑固ジジイだったのです。いやいや老人ホームに通ううちに、ある発見をする主人公。主人公の気持ちの変遷がよく表現されているし、人生で大事なことは何か、といった深いところにまで触れる作品です。YA作品としてお勧めです。2009/08/15

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