出版社内容情報
3分間のおざなり医療は要らない!自らクラウン(道化)となり、愛と笑いで多くの人を癒してきたパッチ・アダムスの自伝が待望の文庫化!いま患者さんたちがもっとも切実に求めているのは、共感とコンパッションだ。そのためには心を通い合わせた、親密な人間関係に基づく医療が必要だ。病院で起こることをすべて楽しくやる。愛と笑いがいまの医療界には必要だ!
内容説明
自らクラウン(道化)となって、愛と笑いで多くの人を癒す医師パッチ・アダムスの自伝。
目次
パッチ・アダムスとゲズンハイト・インスティテュートの歩み
第1部 医療にビジョンと喜びを(苦悩する現代医療システム;理想の医療;ユーモアと癒し、そして夢の病院;芸術、自然、想像力;個人、家族、地域社会、そして世界との関係)
第2部 夢の病院に向かって(形になった夢;ギャレスが語るゲズンハイト・インスティテュート;夢見る者たち;夢の建設;すべてのボランティアに告ぐ!;わたしにできること;情熱と不屈の精神;あれから五年の歳月が流れて)
著者等紹介
アダムス,パッチ[アダムス,パッチ][Adams,Patch]
本名ハンター・アダムス。医師。学生時代から愛と笑いが人を癒すことに目覚め、自らクラウン(道化)となって患者に接することを始めた。権威主義のビジネス医療に反対し、愛とユーモアを治療の根底におき、無料で診察する共同体形式の病院施設ゲズンハイト・インスティテュートをウェストバージニア州ポカホンタスに設立。そのメッセージは日本でも多くの医師・医学生たちの共感を呼び、支援の輪が広がっている
新谷寿美香[アラタニスミカ]
同志社女子大学英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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