内容説明
家族・子ども問題の第一人者がおくる最新作。「いい親」って、どんな親ですか?
目次
序章 バック・トゥ・ザ・フューチャー
第1章 子育ての基本原則その一―子ども第一ではなく家族第一(何が一番かをはっきりさせる)
第2章 子育ての基本原則その二―しつけに必要なのは、罰ではなくコミュニケーション。信頼関係を結ぶことではなくリーダーシップ
第3章 子育ての基本原則その三―子育てとは人を大切にする心を育てること。自尊心を育てることではない
第4章 子育ての基本原則その四―大切なのは礼儀を教えること。技術を習得させることではない
第5章 子育ての基本原則その五―大切なのは責任感を育てること。よい成績をとらせることではない
著者等紹介
ロズモンド,ジョン[ロズモンド,ジョン][Rosemond,John]
家族心理学者。子育てに関する著作は10冊以上で、どれもベストセラーとなっている。コラムニストとしても活躍し、その子育てに関するコラムは、毎週200紙以上の新聞に同時掲載されている。また、アメリカでもっとも多忙でもっとも人気のある講演者の一人でもあり、親や教師、ビジネスマンや医師をはじめとする職業人を相手に、年間200回以上の講演会やワークショップをおこなっている
大沢章子[オオサワアキコ]
大阪大学人間科学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんと
3
訳のせいか、いけないことをしたら罰を与えたり、自尊心を育む教育法を否定したりなど、しっくりこない部分もあったが、徹底的に厳しく対処していく方針を貫くことは今後の課題として注目すべきだと思う。夫婦の絆は親子の絆より強くなければならない。子育てに一生懸命になりすぎ、子どもの巣立ちと共に人生の意味を見失ってしまったのでは辛すぎる。ただ、ひとつ反論させてもらうならば、子どもに習い事は必要ないという部分だろう。才能があるのなら、習わなくても自然にその道のプロになっているはずだというのはあまりにも極端な意見と感じた。2010/08/14
maru
1
わかってたつもりだが、自分も過保護親に入るんだろうな~ 参考になる部分もあり、んん?な部分もあり2012/03/03
yumitan
1
「親が子供の召使いになっていませんか?」という問いにドキリ。子育ては「子供を大人にすることが目的」ということを改めて実感。とてもいい本だった。2010/01/27
Kenta
0
子供に媚びない。断固たる姿勢も必要だが、高圧的になる可能性も。2016/10/02
紫陽花
0
ざざっとななめ読み。2014/03/10