出版社内容情報
“危機の世代”40代に打ち寄せた、大波・小波を綴ったエッセイ集。老父との日常「父と暮らせば」、電脳化に立ち向かう「私のパソコン修業」など、ユーモアと温かな目が随所に光る。
更年期に向かって心身ともに変化が起きはじめる時期に、母親の在宅介護、ひとり息子の不登校、“電脳化”していく仕事への対応…など、さらなる「波」が押し寄せて来た! 誰にでも起こるかもしれない、さまざまな日常の“危機”に前向きに対処し、冷静にかつ温かいまなざしで描いたエッセイ集。年々気難しさが増す老父との日常にスポットを当てた1章「父と暮らせば」、原稿のやりとりや調べ物はネットで、が当然のようになった状況に一念発起する2章「私のパソコン修業」、ひとり暮らしを始めた息子との“その後”を描いた3章「子別れに向かって」、40代を過ぎてからの、心境と体の変化を綴る4章「フィフティーズ・クライシス」。月刊『my40’s』に2年間連載した「女のものさし」を中心にセレクトした、読みごたえ十分の一冊。「後ろから肩をポンとたたかれて励まされているよう」「大変な出来事をさらりと書いていて、その潔さに、読むと元気になれる」など、連載中に読者から寄せられた声が表すとおり、読後感もさわやかな、疲れた心の元気補充剤。
内容説明
月刊誌『マイ・フォーティーズ』ほかで連載した「大丈夫」な気持ちになるエッセイ集。
目次
1章 父と暮らせば(父の家;花育て ほか)
2章 私のパソコン修業(こんにちは、パソコン;私も、パソコンをする! ほか)
3章 「子別れ」に向かって(巣立ちの日;一杯のラーメン ほか)
4章 フィフティーズ・クライシス(常識ってなに?;家庭内サービス業 ほか)
著者等紹介
久田恵[ヒサダメグミ]
1947年、北海道室蘭市生まれ。1990年『フィリッピーナを愛した男たち』で第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
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