「還りのいのち」を支える―老親を介護、看取り、見送るということ

「還りのいのち」を支える―老親を介護、看取り、見送るということ

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072307632
  • NDC分類 493.18
  • Cコード C0095

内容説明

いのちには往き(成長期)と還り(老衰期)の二つの相がある。老いは「還りの人生」、老人介護は「還りの医療(幸せに死ぬ)」という視点から、いのちが共鳴する、支えあう関係をわたしたちはどのようにつくれるだろうか。

目次

第1章 なぜ、いま「老い」に質が問われているのか―老人介護の中心にあるべきもの
第2章 還りのいのちを支える―老人介護の思想を考える
第3章 老いの深度と死(いのち)の深さ―思想家吉本隆明の老いの実感によせて
第4章 支えあう力と三番目の役割―なぜトライアングルなのか
第5章 終末期のファミリー・トライアングル―ホスピスにみる支えあい
終章 「還りの家族」と私―老親の“寝たきり”という身体と時間

著者等紹介

米沢慧[ヨネザワケイ]
1942年島根県生まれ。早稲田大学教育学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Humbaba

1
今まで出来たことが、やがてできなくなる。その先に待っているものを直視したくないからこそ、その事実自体を見ないようにする。人としては自然な行為ではあるが、やろうと思ったことをそのままに放置しておくともっと悪い状況になる。そうならないようにするためにも、どこかで現実を受容する必要がある。2015/09/14

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