出版社内容情報
明治維新、戦後に続く第3の教育改革期を迎えている今、偏差値追放の旗頭だった著者が記す痛快な教育改革論
内容説明
文部省の役人として政策を立案し、また広島県の教育長として現場をあずかり、改革の一端をになってきた。著者が、現在行われている教育改革の理念と方向性を語る。
目次
第1章 偏差値教育は「いじめ」だ(たった一つの物差しで子どもを測ることがいじめを生む;「偏差値廃止騒動」の舞台裏 ほか)
第2章 100年を生き抜く子どもにするため(社会が変わるとき、教育も変わる;「生きる力」が必要な時代がやってきた ほか)
第3章 すでにこれだけ進んでいる「改革」(総合学科―生涯学習社会の高校;「一五歳の悲しい別れ」を作らない高校 ほか)
第4章 私の体験的「学校・教育論」(中学二年の冬、私はガス栓をひねった;読書の喜び ほか)