出版社内容情報
保阪 正康[ホサカ マサヤス]
著・文・その他
内容説明
世界が大きく揺らぎ始めた!明治維新から終戦まで77年。そして終戦から77年後の2022年、再び暴力が支配しはじめた世界。「瀬戸際」の今こそ、過去の歴史に学ばなければいけない。
目次
第1章 プーチンの背信―ウクライナ侵攻の真相(第2次世界大戦の秘密協定;スターリンを真似るプーチン;自省なき社会主義体制;危機下の危険なリーダー)
第2章 ヒトラーの正体―独裁者の栄光と末路(ヒトラーが恐れ怯えたもの;ヒトラーが登場した必然性とは?;スターリンとヒトラーに共通するもの;ムッソリーニの最期)
第3章 終戦・占領下の悲劇―シベリア、そしてマッカーサー(論議を呼ぶ「無条件降伏」;ソ連の背信行為;極寒のシベリアへ連行;知られざるインディギルカ号事件;明治政府とロシア革命に共通する「人権無視」;最高権力者マッカーサーと日本国民;真相箱が伝えた「真相」)
第4章 指導者たちの真価―歴史登場者の行方(伊藤博文の変貌;蒋介石の次男、蒋緯国の名言;石原莞爾と東條英機との死闘;東條英機の暗殺計画)
終章 裏切られた者たち―戦争の実相と庶民の抵抗(庶民の感情の歪み;戦争は人を変える)
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。現代史研究家、ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。1972年『死なう団事件』(角川書店刊)で作家デビュー。2004年個人誌『昭和史講座』の刊行により、第52回菊池寛賞を受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房刊)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。膨大な数の証言取材に基づいた近現代史の実証的研究において、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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金吾
サラダボウル
mura
Kiku