講談社現代新書<br> 老いた家 衰えぬ街―住まいを終活する

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講談社現代新書
老いた家 衰えぬ街―住まいを終活する

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065141663
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

大量相続時代の到来で「空き家問題」は一層深刻さを増す。今、あなたにできる対策は?特別付録「住まいの終活ノート」に書き込もう。大量相続時代の到来とともに、注目され続ける「空き家問題」。2033年には約3戸に1戸が空き家となる。今すでに戸建ての4軒に1軒が「空き家予備軍」となっているのだ。

そんなこれからの日本で、最重要課題となってくるのが、住まいを「終活」することである。子供世代にとって、実家を相続した瞬間から、空き家問題は始まっている。親世代は、自分の子供に、所有する家や土地の何をどのように伝えておけばよいのかを考えておかねばならない。

特別付録「書き込み式 住まいの終活(エンディング)ノート」に書き込みながら、あなたの住まいについて真剣に考えてみよう。

全国の「空き家予備軍率ランキング」も一挙公開! あなたの家は将来、本当に大丈夫ですか?

<主な内容>
第1章 国民病としての「問題先送り」症候群
1・「問題先送り空き家」の実態
2・誰のものかわからない戸建て、分譲マンション
3・「空き家予備軍」は大量に控えている

第2章 他人事では済まされない相続放棄
1・相続放棄というサイレントキラー
2・相続放棄空き家への対応には限界がある
3・老いた分譲マンションと相続放棄
4・不動産のままで国庫に帰属できるのか?

第3章 世界でも見られる人口減少という病
1・アメリカ・ドイツ・韓国の人口減少都市
2・デトロイト市ランドバンクの取り組み
3・人口減少都市の土地利用転換に向けて

第4章 空き家を救う支援の現場から
1・住まいのトリアージとは何か
2・空き家バンクの最前線―島根県江津市の尽力
3・売り手支援の最前線―マッチングサイトの仕組み
4・空き家解体支援の最前線―和歌山県田辺市の先進性

第5章 さあ、「住まいの終活」を始めよう
1・住まいの終活、その手順
2・民間市場で流通性がある戸建ての選択肢
3・民間市場で流通性が低い戸建ての選択肢
4・分譲マンションの選択肢
5・「住まいの終活」への支援策の提言

特別付録 書き込み式「住まいの終活(エンディング)ノート」 (←ミシン目から切り取って保存できます)

国民病としての「問題先送り」症候群
他人事では済まされない相続放棄
世界でも見られる人口減少という病
空き家を救う支援の現場から
さあ、「住まいの終活」を始めよう


野澤 千絵[ノザワ チエ]
著・文・その他

内容説明

すでに戸建ての4軒に1軒、約720万戸が空き家予備軍…あなたの家は大丈夫ですか?住まいのトリアージ、お試し賃貸、空き家バンク、リースバック、安心R住宅…あなたの家を救う秘策はある!書き込み式「住まいの終活ノート」でリスク回避を!全国の「空き家予備軍率ランキング」も一挙掲載!

目次

第1章 国民病としての「問題先送り」症候群(「問題先送り空き家」の実態;誰のものかわからない戸建て、分譲マンション ほか)
第2章 他人事では済まされない相続放棄(相続放棄というサイレントキラー;相続放棄空き家への対応には限界がある ほか)
第3章 世界でも見られる人口減少という病(アメリカ・ドイツ・韓国の人口減少都市;デトロイト市ランドバンクの取り組み ほか)
第4章 空き家を救う支援の現場から(住まいのトリアージとは何か;空き家バンクの最前線―島根県江津市の尽力 ほか)
第5章 さあ、「住まいの終活」を始めよう(住まいの終活、その手順;民間市場で流通性がある戸建ての選択肢 ほか)

著者等紹介

野澤千絵[ノザワチエ]
兵庫県生まれ。1996年、大阪大学大学院修士課程修了後、ゼネコン勤務を経て、2002年、東京大学大学院博士課程修了。博士(工学)。東京大学特任助手などを経て、2007年より、東洋大学理工学部建築学科准教授。2015年より同教授。専門は、都市計画・まちづくり。国土交通省社会資本整備審議会「都市計画基本問題小委員会」委員をはじめ、様々な自治体の都市政策や空き家対策に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大阪魂

24
「老いる家 崩れる街」の続編?前のは、虫食い住宅開発してた家、老朽化でまちがどんどん崩壊するって話やったよーな気するけど、今度のは親とかが死んで家を相続しても、その家に住まへんかったりしたら、実は使い道なくて空き家化してしもて、倒壊とか危険がいっぱいの負動産になってしまう…相続放棄しても誰も引き取らなかったら倒壊被害でたときの責任は残ってまうって話…そんななってまう前に近所の人に解体費だけで譲渡するとかしとかんとえらい目にあうって…空き家対策と、そもそも家の資産価値おとさんための努力って必要やね…2019/09/30

James Hayashi

22
東洋大教授(都市計画)、18年著。”住まいを終活する“ためのHow to 本としても読める。巻末には書込み式のノートもある。我が実家も”その時“が来るのは近いと思えるので、再度読みどう活用できるのか考えてみたい。相続放棄も一つの手だが、かなりややこしく人様の手を煩わす感じで好ましくない。行政書士など雇うとかなりの費用。若かりし頃の近所は田畑があったが、今は住宅地になった。しかし幼児は少なく我が幼稚園は廃園になっていた。2020/07/01

Sakie

19
全国民を挙げての大ババ抜き大会である。人口が急減を始めるなか、それはもう既に始まっていて、たとえば20年後に処分できそうにない不動産を今買うなどもってのほかで、親や親族の不動産が転がり込んでくる可能性や、近隣が放棄物件で荒廃する可能性を考えれば、無縁でいられない人の方が多そうだ。個人ではどうしようもないケースも考えると、個人を厳罰化しても根本的な解決にはならず、マッチングにせよ近隣需要への橋渡しにせよ、譲渡推進にも早晩限界が出るのではないのかしら。法制面をはじめ、ババをババでなくする仕組みづくりが急務。2021/10/05

shikada

16
急増する空き家の現状と対策を解説する一冊。日本の過疎地域や、人口が全盛期から6割減したデトロイトの事情など、事例が豊富で面白い。重要なのは、空き家化を防ぐための相続や売買の情報を共有して、ハードルを下げること。本の後半は、実家が空き家予備軍と化している人向けの行動マニュアルだった。自分自身、空き家問題とは無関係ではないので、興味を持って読めた。2021/06/27

こも 零細企業営業

9
家屋の処理の仕方が書いてあった。色々な手続きが必要なんだな・・老朽化マンションはダメだと改めて再確認。2019/05/17

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