ブルーバックス<br> 日本列島100万年史―大地に刻まれた壮大な物語

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日本列島100万年史―大地に刻まれた壮大な物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065020005
  • NDC分類 455.1
  • Cコード C0244

出版社内容情報

伊豆半島衝突、富士山噴火、海に沈んだ東京・大阪、消えた縄文文化、瀬戸内海をナウマンゾウが闊歩する。驚きに満ちた日本列島史!伊豆半島衝突、富士山噴火、海に沈んだ東京・大阪・京都、消えた縄文文化、移動する琵琶湖、瀬戸内海をナウマンゾウが闊歩する──

日本列島はなぜ弓形をしているのか? 1500万年前、ユーラシア大陸の東の端から分かれて生まれた日本列島。現在、私たちが目にする風景・地形も、時代をさかのぼると全く違った顔を表します。本書ではおもに現代の列島を形作った100万年前以降(第四紀後半)を中心に、複雑な地形に富んだ列島の成り立ちを解き明かします。驚きに満ちた日本列島史。足下に広がるドラマチックワールドへようこそ!

第1章 日本列島はどのようにして形作られたか
第2章 北海道
 2・1 大雪山と氷河期
 2・2 石狩平野と泥炭地
第3章 東北
 3・1 三内丸山遺跡と縄文海進
 3・2 奥羽山脈と三陸リアス式海岸
第4章 関東
 4・1 関東平野はなぜ広いのか
 4・2 武蔵野台地と東京低地
 4・3 天下の険、箱根火山
 4・4 御殿場泥流と足柄平野
第5章 中部
 5・1 富士山はどうして美しいのか
 5・2 日本アルプス
第6章 近畿
 6・1 近畿三角帯──京阪神と中京の地形
 6・2 神戸と兵庫県南部地震
第7章 中国・四国
 7・1 西南日本と南海トラフ
 7・2 瀬戸内海と中国地方
第8章 九州
 8・1 九州シラス台地と巨大火砕流

山崎 晴雄[ヤマザキ ハルオ]
首都大学東京名誉教授。(株)ダイヤコンサルタント顧問。一九五一年東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。通産省工業技術院地質調査所主任研究官を経て、東京都立大学教授、首都大学東京教授を歴任。理学博士。著書に『活断層とは何か』(東京大学出版会、共著)、『第四紀学』(朝倉書店、共著)、『富士山はどうしてそこにあるのか』(NHK出版)など。

久保 純子[クボ スミコ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。自然地理学・地形学専攻。一九五九年東京都新宿区生まれ。早稲田大学教育学部卒、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。博士(理学)。著書に『日本の地形・地盤デジタルマップ』(東京大学出版会、共著)、『日本の地形4 関東・伊豆小笠原』(同、分担執筆)など。

内容説明

1500万年前、ユーラシア大陸の東の端から分かれて生まれた日本列島。現在、私たちが目にする風景を主に形作った100万年前以降(第四紀後半)を中心に、複雑な地形に富んだ列島の成り立ちを解き明かします。見慣れた景色に隠された意外な歴史。足下に広がるドラマチックワールドへようこそ!

目次

第1章 日本列島はどのようにして形作られたか
第2章 北海道
第3章 東北
第4章 関東
第5章 中部
第6章 近畿
第7章 中国・四国
第8章 九州

著者等紹介

山崎晴雄[ヤマザキハルオ]
首都大学東京名誉教授。(株)ダイヤコンサルタント顧問。1951年東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。通商産業省工業技術院地質調査所主任研究官を経て、東京都立大学教授、首都大学東京教授を歴任。理学博士

久保純子[クボスミコ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。自然地理学・地形学専攻。1959年東京都新宿区生まれ。早稲田大学教育学部卒、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ🍀

200
山があり海がある。川があり谷や平野ができる。地球が生きている限り、特にプレート付近で地震や噴火は繰り返されてしまう。そのなかで、私たちはどう生活していくのかを冷静に考えたく、改めて日本列島の成り立ちを学ぶために本書を手にする。気を静めるために。地形はどう形成されたのか、大地に刻まれた事実を地域ごとに解説している。近畿三角帯は興味深く拝読。中国四国地方の複雑な地形は、大地の動く方向でつくられたもの。知れば知るほど、この列島は動き続けていることがわかる。人類の力では対応できないこともある。備えておくしかない。2024/01/04

あすなろ

95
日本列島はどの様にして形作られたか?それは氷期等の外的営力とプレート運動の内的営力によるものである。我々が今見ている地形は、絶えず地形変化がある何万年もの時の中で、ただスナップショットを見ているに過ぎず。こんなことを俯瞰的に理解出来る本。後半は地方別検証になっている。例えば古富士や新富士の話。その他、日本でのポンペイ大噴火の様な南九州の7300年前の火砕流噴出等盛り沢山。様々な土地を出張で訪問し、土地や土質を考える事がある僕には知的好奇心以外にも雑学的な勉強が出来たのであった。2020/05/02

さつき

68
日本列島がどのように現在の形になったかが地域ごとにまとめられています。南北に細長い列島はその成り立ちも一様ではないんですね。知らないことばかりで刺激的な読書でした。特に地震による隆起や活断層の定義の話し、自分の住んでいる関東についての記述が興味深かったです。大地は長い時間をかけて動き続けていて、今のこの風景が永遠に続くわけではないことに、当たり前ですが気付かされました。2017/09/24

ポチ

58
日本は四つの動いているプレートの淵にあるため、火山が多く地震も多いというのがよくわかりました。日本列島の成り立ちも興味深く読みました。今後日本列島がどの様に変化していくのか楽しみであり、不安でもあります。と言っても何百万年も先になると思いますが。2017/10/23

十川×三(とがわばつぞう)

57
面白い。火山、地震、岩質、気候変動など幅広い。▼10万年毎に氷期が訪れる。8万2023年には、海退で海が120m下がり、東京湾は再び陸になるかも。ツバル諸島も復活。ただし8万年後、人類がどうなっているかは想像もつかない…。▼伊豆半島は100万年前からの新参者。▼独ナウマン博士がナウマンゾウ、フォッサマグナを名付けた。2023/08/22

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