少年マガジンＫＣ 金田一少年の事件簿Ｒ 〈１１〉

天樹征丸/さとうふみや

講談社（2016/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784063957983
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

呪われた白蛇蔵で次々と起こる殺人事件！　シリーズ屈指の難事件「白蛇の呪い」に、ハジメが挑む！！高校2年生の金田一一（はじめ）は、いつもは気の抜けたひょうきん者だが、実は、かの名探偵・金田一耕助の孫！　ひとたび事件に関われば、明晰な推理力で犯人が仕掛けた難解なトリックに、幼なじみの七瀬美雪と共に挑んでいく！！　タイトル新たに、パワーアップ！！　一（はじめ）の名推理がますます冴え渡る！！

逃亡した殺人犯を追って、日本酒の蔵で知られる「白蛇村」にやってきたハジメ達。そこには、二か月前に「白蛇酒造」に戻ってきたという、酒蔵の次男・白神蓮月がいた。白頭巾で顔を隠した蓮月を怪しむハジメ達だったが、その晩、醸造タンクの底で死体となった蓮月が発見される……。呪われた白蛇蔵で次々と起こる殺人事件！　シリーズ屈指の難事件「白蛇の呪い」に、ハジメが挑む！！

さとう ふみや［サトウ フミヤ］

天樹 征丸［アマギ セイマル］

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さっちゃん]

「白蛇蔵殺人事件」解決編。もちろんドラマと多少の違いはあるけれど、どちらもそれはそれでアリ。ドラマは駆け足になるけどイメージしやすいし、コミックは裏の顔や心の内がより伝わるように思うし。酒蔵の跡継ぎ問題やスケキヨを思わせる覆面男など、ドロドロ展開で楽しめた。

2022/06/05

[すい]

｢白蛇藏殺人事件｣編が完結。間が空いちゃうと前巻までの記憶が飛んじゃって、話がよく思い出せなくて困った。ただスケキヨ君が死んだ所だけは覚えていたので早めに思い出せてよかった。「死んだ人を悪く言いたくはないけれど･･････」って、金田一君の謎解きを読んだ後はいつも言ってるような気がするな。

2016/12/26

[kagetrasama-aoi（葵・橘）]

「白蛇蔵殺人事件」完結。犬神家を思い起こさせる家族関係。流石に現代ではちゃんと結婚してますが。と言うことで、音松は犬神翁に通じるものあり？おお！スケキヨだ！って思ったら、DNA鑑定していて、現代を感じたし！酒蔵の旧家なので、跡継ぎ争いは財産だけじゃなくて、杜氏の才能の有無も絡んでより複雑になって面白かったです。最後も良かった！登場人物のイラストのあれ、意味があったんですね。あと、内容と関係ないけど旅館の女将が42歳に見えない、娘と同じくらいに見える！もの凄く気になりました。美魔女ってことなのかなぁ？

2021/02/16

[あっちゃん]

白蛇蔵のラスト巻！珍しく、ピッタリ終わったので、また金田一終わったのかとマガジン確認しちゃった(笑)設定は良さそうだったけど、イマイチだったかなぁ…まぁ、こんなもんかな( ￣▽￣)

2016/12/02

[陸抗]

【再読】白蛇蔵終幕。金田一の扱う事件、大切な人を殺された復讐が多かったので、今回のは動機が新鮮だった。跡継ぎ問題、後妻の座を狙う執念、全ての元凶は音松な気がしないでもないけど。今回の事件、一番の被害者は誰なんだろ。

2021/07/23