出版社内容情報
「日本人」の理想像を追い求める『へうげもの』山田芳裕、未完の名作再発見。エバーグリーンな全4巻、再復刊で同時発射!人類で初めて火星に降り立った宇宙飛行士たちから交信が途絶えた。命をかけて救出に向かうべく、選抜試験に集まった4千人。未知へと挑むその中に、伝説のトラック乗りの息子・三河度胸がいた! 「度胸」をテーマに「宇宙」を描く名作、新装版で再発見!!
山田 芳裕[ヤマダ ヨシヒロ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
6
山田芳裕らしい不器用で寡黙だが背骨のしっかりした主人公の宇宙物語。アンノウンの障害を受けて遭難した有人火星探査船員の苦闘と、日本国内の救助船員選抜試験の苦闘がリンクする巻。何故か菅原雅雪「暁星記」にイメージが被る。宇宙兄弟じゃなくて。2016-1612016/11/23
Sou
1
主人公が度胸・・・というか諦めの悪さで立ち向かっていく話。壮大なスケールに火星サイドと主人公サイドで規模は違えど緊迫した展開で一気に読ませる。2016/12/24
たいら
0
度胸2017/02/07
キムラ
0
へうげものの作者の方はエキセントリックな作風が好きなのだけれど、どうにも歴史ものが苦手なので楽しめないと感じてました。 また、最近SFにはまっていたということもあり、手に取ってみたのが本書です。 「宇宙兄弟の元ネタこれだろう、絶対」と思っていたのですが、テーマ以外は関係ないようです。 2001年宇宙の旅の主人公がトラック野郎な素晴らしい作品です。 2016/11/29
Satoshi Yamada
0
☆☆☆☆☆