モーニングKC<br> へうげもの 〈22〉

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モーニングKC
へうげもの 〈22〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 1冊/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063886085
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

数奇です大坂冬の陣。徳川も豊臣もたらしこみ、四角い世間をまあるく収めん。織部のモーレツしごき教室で、俵屋宗達大変身!茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。大義名分を欠き、ひたすら不毛な大坂冬の陣。豊臣潰しの一念で、攻めダルマと化す家康。豊徳合体を諦めず、東西の間で躍動する織部。俵屋宗達、岩佐又兵衛、混乱の中で己を磨け。藝術が爆発だ!

山田 芳裕[ヤマダ ヨシヒロ]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

35
いよいよ大阪冬の陣。被害を少しでも減らそうと尽力する古田織部たち。しかし戦禍は弟子たちにも及び・・・。弟子とは言っても市棲の面々は仲間もしくは子分みたいな感じだけれど。宗達も又兵衛も独り歩きの頃合いか。2016/08/06

ミエル

32
ついに大坂冬の陣。大阪は相変わらずド派手、完全に傾奇者というよりむしろへうげ隊に入れそう。各将を数寄の力で懐柔する織部の動き、大阪陣営内の揺らぎと並行した正倉院ネタがたまらない。螺鈿五弦琵琶、漆胡瓶は想像できたけど、まさかラスター彩陶が出るとは… 太古の昔から「へうげ」と言う名の数寄は変わらない、これからも変わらない。織部の言葉にグッとくる。2016/06/27

またおやぢ

27
大阪冬の陣終了。しかし色々てんこ盛りの展開に少々食傷気味なのは小生だけなのかしらん?俵屋宗達がついに羽化したシリーズ第22作。ところでそろそろクライマックスだよね?2016/06/24

ぐうぐう

24
大坂冬の陣。徳川と豊臣、その両陣営をまさしくたらしこうもと暗躍する織部。正倉院にて、古の「ミュキン」を見て、織部は言う。「出土せし土器もそうだが……日の本の人々は太古よりかような物を好んできたのだ……かくも楽しげで……愉快になる物を それを求める心はこの先も変わらぬはず 如何に政にて息詰まる世になろうともな」終わってしまった歴史は変わることがない。織部のひょうげは、変わることのない歴史を、どれだけ歪ませることができるか。2016/06/26

ざれこ

22
大阪冬の陣終結。この時代の戦国大名たちの動向だけではなく、陶芸はもちろん、同時代に生きた俵屋宗達などの絵師とか出雲阿国とか、芸術畑の人達の生きざまや動きがわかるのもこの漫画の粋なところで、これはやはり武人でもあり粋人でもある織部というキャラの面白さだろうと思います。しかしもうすぐ終わりだなあ。織部の最期がどんな風に描かれるのか、寂しいけど、気になります。2016/06/25

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