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出版社内容情報
趣味と現実の葛藤を描く話題作、最終巻!! 完全描き下ろしのエピローグを収録!!
27歳の派遣社員・片浦渚にとって、“コスプレ”は人生のすべて。友人・公子の「趣味をやめる」という選択に、渚は自分の限界を意識し始める。そんな時、母の佐和子に、60歳になっても“ゴスロリ”を続けている母の友人・ノリを紹介され――。趣味を手放すか、しがみつくか、それとも――。趣味と現実の狭間で揺れ続けた、渚が出した答え。【収録内容】描き下ろしのエピソード/『COSPLAY MODE』監修の用語解説
【著者紹介】
10月22日生まれ。第63回ちばてつや賞一般部門にて「コンプレックス・エイジ」が入選を受賞。同作を「モアイ」で公開したところ大きな反響を呼び、125万PV、22000RT、6000いいね!(2014年4月現在)を記録した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Susumu Miki(Dik-dik)
17
5巻、6巻はまとめて買ったので一気読みしてしまいました。前巻の内容を受けて、渚が「コスプレを続けるとはどういうことか」に向き合おうとする本巻。実の両親を含む先人たちの助言を受けて、渚の葛藤はどこに向かうのか…? 完結しましたが、全編楽しませていただきました。ありがとうございました。2016/02/16
ケー
16
三年ぶりの再読だけれどやっぱり良かった。「趣味」に振り回されながらも好きから離れられない渚が見つけた道。その後に展開は賛否両論あるかもしれないけれど、自分はこれで良かったと思う。2018/09/24
Ex libris 毒餃子
16
食っていける趣味はうらやましいが、なまじっか食っていけると仕事に出来てつらいのではなかろうか。読書が趣味の私はまだ呪われずに済んでいる。2015/09/24
a
16
好きは呪いだ―このシーンの作画の繊細さが凄まじく、本作の題に対する作者の考えを感じました。趣味との折り合いのつけ方を題としたと作者も言っておりましたが、趣味の好きな部分を見つけて仕事につなげる…という渚の終着点はとても納得ができました。実世界でも「好き」を仕事にしている人は、決意が固まった後の渚の表情のように、迷いがなく凛々しいですからね!本作はこれで最終巻で、振り返ると作画・取材ともに非常に丁寧で、現代に訴えるテーマにとても楽しませてもらいました。ただ一つ言うとしたら…長谷Endには驚きを隠せません!!2015/09/24
カラシニコフ
12
完結か…良い終わり方でした。好きなこと、興味あることをやり続けるって、ホントに難しいことだと思う。番外編後の二人にも祝福を送りたい。なかなか素敵な作品だった。 ★★★★☆2016/01/26