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出版社内容情報
終幕。これは生と死の狭間に在る魂の物語。
「魂」とは何だ? 意識か、記憶か、感情か、それとも…。『デッドマン・ワンダーランド』片岡人生の最新単行本、そして「劇団イキウメ主宰」前川知大の初漫画原作作品。
「魂」とは何だ? 意識か、記憶か、感情か、それとも…。『デッドマン・ワンダーランド』片岡人生の最新単行本、そして「劇団イキウメ主宰」前川知大の初漫画原作作品。
【著者紹介】
京都府出身。
2005年月刊少年エース(角川書店)にて『交響詩篇エウレカセブン』 (原作・BONES、共作・近藤一馬)でデビュー。
代表作は『デッドマン・ ワンダーランド』(共作・近藤一馬)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
11
人間に近づいてしまったら廃棄となってしまう魂のスイーパー桜井と天野。双子スイーパーの、もう一度死なせないように…も分かるし、天野を人間として扱ってあげたい桜井の気持ちもわかる。人の死をテーマにしたとても重くて切ない話だった。全4冊だけど、濃い内容だったなー。2020/06/20
虹雪
8
いい旅だったね。天野がただの器ではなく人として死にたいと思い、家族があの濃い面子なのはおもしろいけど。海老名と桜井の喧嘩楽しかった。一方的だったけど。人とは魂とはについて深く考えられた作品でした。2015/05/10
れぐるす
5
海老名姉妹のエピソードがもっと見たかったな、と。大人はみんなめんどくさいこと抱えてる。お酒飲んで適度に青臭いこと吐露すればいいと思う。2015/05/01
蝶々魚
5
終わっちゃった…(>_<) 3巻で展開が早いな、と思ってはいましたが…天野くんの笑顔、生き生きとした表情の後のあの最期は反則だぁ( ;∀;) 「オレは2度死ぬんじゃない、2度生きたんだ」という最期のせりふが良かったです。家族の情があるからこそ形だけでも傍に居てほしい海老名姉妹の在り方とか示された上での、櫻井の選択、天野くんの意思。諾々と摂理に従うのではなく、それぞれ想いを通した上での、やはり超えられない摂理。命は生まれたからには死ぬもの。でも何かが必ず遺る。遺るもの=痕跡=魂石、なのかな。2015/04/26
芙蓉
3
借り本。友人宅にて一気読みして読了。命とは、魂とは。最後の最後で涙腺が崩壊しそうになった。借り本なので手元に置くために買うかどうか真剣に悩んでいる。2015/10/27