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出版社内容情報
青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール、後半戦。僕らが生きるこの世界は、こんなに変で微笑ましい。
誰かと出会うことのおかげで
僕たちは生きていける。
別に全力疾走しなくても
人生はとっても楽しいよ。
サクタさんともじくんのひと夏の冒険、後半戦。
いい、夏休み。
あの時キミと出会わなかったら、こんなに素敵な夏にはならなかった。サクタさんともじくんのひと夏の青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール、後半戦。イノセントでストレンジ、モーニング超期待の新星、田島列島の初単行本作品です。
第11話 うわさのしんそう
第12話 レッツゴー門司兄弟
第13話 カレーは入れ物
第14話 あの日つけた技の名前を誰にも教えない
第15話 フランダースで見た少年
第16話 蒼氓
第17話 私の青汁
第18話 ジョニーの遺言
第19話 しーじぇでぃいーだりえんちん
第20話 Children grow up by understanding
【著者紹介】
田谷野歩のペンネームで『ごあいさつ』『官僚アバンチュール』と読み切り作品を「モーニング」に発表。掲載されるたびに話題を呼ぶもののしばらく沈黙していたが、このほど本格再始動。ペンネームを変更して『おっぱいありがとう』『お金のある風景』『ジョニ男の青春』と味のある読み切りを連発し、本作『子供はわかってあげない』で連載デビュー。2008年前期MANGA OPENにてさだやす圭賞を受賞。
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
113
下巻でドライヴがかかったように面白くなった。甘酸っぱいストーリー。絵柄とギャグも良い感じにマッチし一気にお気に入りの作品になりました。子を想う親。祖父と兄の和解。もじくんとサクちゃん。お互いに惹かれ合う様子。この初々しさに自分の無くしてしまった純粋な気持ちを思い出した。あの頃の夏に戻りたくなる。傑作!2015/01/26
mt.gucti
94
一気に考えられた作品だったのね、とあとがきで納得。荒ぶる感情が黒馬ジョニーとか、明らかに夢だなと分かる構成とか、細かなキャラの掛け合いとか。高評価なのもわかる、とても読後感のいい、完成された作品でした。上下巻だけでこの完結した感じと、まとまりのよさはただ事ではありませんね。2015/07/18
bluemint
85
黒馬ジョニーの言う深い川とは、男と女の間の川だ(黒の舟唄)。「男と女の間には深くて暗い河がある誰も渡れぬ河なれど」と続くが、ここに一つの答えがあった。ストレートな言葉「好き」。素直に口に出して言えば川の間に橋は架けられるのだけれど、年齢を重ねるにつれていろいろな垢が身や心に付いてしまい、思ったとおりには言えなくなる。「好きといえばいいのに・・」(乙女のワルツ)。ここでも二人はなかなか言葉に出せなかったが、高校の夏ならまだ大丈夫だ。最後に勇気を出して言えた。高校時代のことを思い出すと古い曲が浮かんでくる。2018/02/08
〇〇肉店
76
なんだろう。自分はこういうのはあまり得意じゃないと思ってたんだけど、凄く良い。独特の雰囲気から、一見無駄に見えるギャグの数々までが素晴らしく感じました。ストーリーも大きくなさすぎず小さくもなさすぎず、ちょうどいいくらいだなと思います。2015/03/25
wata
72
犯人も判ってお父さんも無実だった!朔田さんと門司くんも告白シーン好きです。サイダーのような読後感(^^)2016/02/19