アフタヌーンKC good!AFTERNOON<br> 路地恋花 〈4〉

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アフタヌーンKC good!AFTERNOON
路地恋花 〈4〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063878394
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

「つくる人」が織り成す、あたたかく切ない恋愛連作集、完結巻。綴じ本・小春、銀細工職人・光生、花屋一松、椿靴工房の続編収録。

京都の、とある路地に集う職人たち。布小物、キャンドル作家、美容師……さまざまな職があるように、恋の形も千差万別。実る恋もあれば届かない想いもある――。「つくる人」たちが織り成す、ほっこりあたたかく、時に切ない恋愛連作集、堂々の完結巻。手作り本工房・小春、銀細工職人・光生、花屋一松、椿靴工房の続編を収録。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

150
おそらく大人になる一歩手前で「やりたいこと」を持っていた人は多い。でも大人になる段階で「それで食えるか?」という割り切り(あるいは言い訳)でそれをあきらめ、いわゆる定職に就いた者がほとんどではないか。そんな迷いも吹っ切って(あるいは迷いながらも)自分が信じる良いものを作ろうと「ふきこ路地」に身を置く職人や芸術家。そうだからこそ彼らの恋は成就して欲しい。手作り本工房の小春ちゃんや万華鏡作家のキリンちゃんには何としても幸せになってもらわんといかんな。花屋一松は気の毒やったな。まぁ、あんさんは実家が金持ちやし。2014/10/30

masa@レビューお休み中

112
路地に恋をして、ものづくりする職人たち。京都の長屋、京都弁がたおやかに、しとやかに物語に響くのだ。花屋も、靴屋も、製本屋も、みんな恋をする。路地に集まり、商売をし、お客や職人同士の交流が生まれる。嬉しいことも楽しいこともあるが、それと同じ分量だけ、悲しいことも寂しいことも起こる。成長することは嬉しいこと、成功することもめでたいこと。わかってはいるのだ。でも、それはあくまで終わりのない予定調和の世界だけのことだ。終わるということがわかった途端、身も心も崩れ落ちるようなやるせない気持ちになってしまうんだ。2012/09/13

プリムローズ

103
自分でも何かを無性に作りたくなる本。そして、身近な物達の作り手を夢想したくなる本。全ての巻を通じて、そういう本で大好きなシリーズだったので、終わったことが悲しくてならない。でも、下手に引き延ばされるよりはいいのかも、と自分を慰めてみたけど、やっぱり切ない。2012/09/17

98
花屋と検事のお友達関係は続いていて。まさかの展開が面白かった!人形作りの鷹さんはもう少し見てみたかったなぁ。最終巻だけあって、今まで登場した人々大集合だし、物語も収束していくわけだけど、この4巻で何より心動かされたのは銀細工のミツ君の彼女・風花のお父さんの言葉。長屋でのんびりやってるところに、プロとしての姿勢、儲けるための手腕など、彼の言葉は正論で。読みながら自分も喝を入れられた感覚で気が引き締まった。あと、靴職人の内田さんや製本家の小春さんの幸せな予感!終わってしまうのが名残惜しいほど良作だった。2013/05/03

ヒロ@いつも心に太陽を!

85
終わっちゃった〜(´д`*)もっと読み続けたかったよぅ。ほんでも一区切りついた感じするしここで終わるんが良かったんかな。なんや小春ちゃんの感想が多い気がするからあえてそこには触れずに他の感想書くと・・・月森さんほんまにガチやったんや( ̄□ ̄)!!「あなたでもダメなんだわ」のあと灰になってる一松くんが可哀想すぎて・・・でも君いい男やし幸せになってね!!ここにきて初登場した鷹目石工房の話もスキ!!椿さんも結果オーライでうまくいったし、皆よかったねぇ。あー、ほんま職人さんて格好ええなぁ♪2012/09/17

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