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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
82
緊張を感じてしまうと挙動不審になってしまうため、つけられたあだ名がキョドコ。そんな主人公・今日子の自己評価はあまりにも低すぎて、テンパるその姿にはつい不憫になってしまうが、どうやら学生時代の元彼が最大の原因らしい。恋愛に深いトラウマを持ち、今も依存と恋愛感情との狭間でもがき苦しむ彼女が、新しい出会いや仕事への自信など通して今後救われ、心の傷は癒えるのか・・見守りたくなる。でも、似たようなトラウマやこういう主人公が苦手な人にとっては苦痛を強いられる物語と感じるのであまりオススメはできない。2013/07/10
蝶よ花You
61
表紙の可愛さに釣られ去年のうちに購入していたものの、前評判の「怖い」「辛い」「暗い」に怖気づき今まで封印していた作品。「新年だし、何でも挑戦❢」と思い読み始めてみたものの…。開始数頁でやめたくてしょうがなくなってしまいました。私が作品を読む上での大前提。部分的でも良いから「共感できる事」。共感ができなくても、そういう考えもあるんだと思える事。無理だ。心が黒く塗り潰されるようで苦しい。「私には」合わない作品でした。この作品がもっと合う読者さんに出逢える事を信じて旅立っておいで( ﾟдﾟ)ﾉ ｻﾗﾊﾞｼﾞｬｰ2015/01/04
英知＠マンガ専用
58
同シリーズの表紙が可愛くて、これがシリーズの１巻ということを知り、読んでみました。読メのレビューを見る限り、なかなか痛々しい話のようで。それなりに覚悟しながら読んだからか、それ程衝撃は受けなかった。でも、星名さん色々怖い；過去がちらっと伺えたけど、多分星名さんは、自分よりも可哀想なキョドコがいることで、優位だと感じたいんだろうなぁ。キョドコ頑張って欲しい！吉崎さんや同僚の堀田さんが良い人なのが救いですね。しかし、星名さんみたいな人見ると、どうしても痛い目見せたいと思ってしまうのは、私の悪い癖ｗ泣かせたいｗ2016/05/02
すみの
34
全３巻。実はこの後、講談社から祥伝社に移り、同タイトルで続編を連載中の作家さん。テンパり挙動不審な主人公・今日子は、学生時代に恋焦がれた星名という男性に心を許したものの、彼は彼女の心をもて遊び、酷く傷つけた嫌なヤツ。就職してもなお生来の性格は直らずだが、仕事にかける思いは一所懸命な今日子がいい。星名の呪縛から逃れようと自己改革を始める今日子が縋る出版社イケメン編集者・吉崎。吉崎を師として・・・と思ったら、なんと星名が今日子のいる会社に異動。悪夢の再来。只管、この星名に泡を吹かせろと彼女に喝を入れたい私。2015/01/11
磁石
21
これから女衒になりたい人は、必見の教科書かも……。どうしたら女性の、人の心を掴むことができるのか、コントロールし続けられるのか。束縛を抜け出そうとしだしたら、どうとりなして元の木阿弥／より強く依存させられるか。決して恋愛しない、誰にも心を許さない、ビジネスとプライベートを完全に分けられるか否か。流行など、所詮たしかな才能や技能など無い、運だけなのだと割り切れるか。こんなに可愛い絵じゃなければ、見てられなかった。2018/06/10
