感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yu。
17
‥純粋に恨みの恐ろしさが描かれる「肉面」。‥アイドル間の“妬みあるある”な「赤い服の少女」。‥種を超えた悲しい愛情話「人魚のがたり」。‥恨みは代々受け継がれる「黒いねこ面」の四編からなる楳図劇場。。初期作品なだけにラフなタッチですが、その訴えは今とまったく変わらなく劇画チックでスピーディー。。そうそう、当時を感じられる“おまけ”に泣かされます。2021/12/30
元気伊勢子
8
久しぶりの楳図作品。「黒いねこ面」は、夜読むと怖い。絵も女の子が可愛いかったり、男性もイケメンだったりもするので怖さが余計に増幅される。「人魚ものがたり」は、アンデルセンと小川未明に更にホラー風味に味付けされていて良かった。2021/03/27
neimu
2
懐かしくも、運命や人の心、情念の恐ろしさが丁寧な描線の中に浮かび上がる。後に描かれる心理学的にも運命論的にも興味深い作品群、その基本ラインが浮き出ているような作品たち。小学校低学年でこの手の作品に魅力を感じ、ずっと影響があったと今もって頷かざるを得ない。2010/12/14
doradorapoteti
0
何度呼んでもいいな～2012/07/12
Goldust
0
「肉面」「赤い服の少女」「人魚ものがたり」「黒いねこ面」の四編収録。「肉面」のみマガジンです。楳図先生秘蔵プロフィールが何気に面白かった。2010/12/10
