感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこい☆きよし
1
マンガの立ち読みを始めたのは小学3年生で、『バビル二世』はそこで貪るように読んだ。アニメとここまで違うのか、と『デビルマン』同様に感慨を覚えたものだ。そんな中、小学四年生でいきなり連載が始まったのがこの作品。『バビル二世』作者の新作! 連載リアルタイムで読んだ初めての横山光輝SFマンガだった。今読むと核戦争のきっかけが地球温暖化と資源、食糧危機で、人間が死に絶えてもロボットが戦争を滅ぶまで続けたとか、かなり尖った設定で、内容も『バビル二世』よりハード。結末のシンプルさだけは学習雑誌に多少は配慮したのかも。2022/06/12
hirokazu
1
1974年の作品。超能力ブーム、公害問題、終末論、コンピュータが支配する未来世界・・・。当時の世相がしのばれます。連載されたのは「小学四年生」ということもあり、横山作品としてはマイナーです。しかし、リアル小学四年生であった私には、ただただ懐かしい。ちなみに当時の他の連載は「みきおとミキオ」「ばらのなかのリザ」「姫子」etc・・・。2010/05/31