出版社内容情報
家康大往生の陰に、名笛“野風”の音が……難攻不落の巨城に籠る豊臣方だが、真田幸村ほかの名将・猛将も相次いで倒れ、淀君・秀頼も籾置場で自刃。その後、泰平を築くも、家康大往生の陰に名笛の音が……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とむ
1
病に臥せった家康に伊達政宗が会いに来たシーンが感動した2018/08/29
マリー
1
豊家を存続させようとこんなにも真摯に切実に家康が対応していたというのは、これは山岡荘八の創作の部分なのか、史実なのか、気になる。司馬史観では徹底的に家康公は悪者なのだそうだけど、この山岡荘八の平和を願い続け、公の為義の為、犠牲を作りながらも天下の為にひたすら政事を行っていく家康公の姿には本当に頭が下がり、自然と手を合わせて信仰の気持ちが生まれてくる。忠輝との関係の実話はどうであったのか。信長公からいただいた大事な笛を忠輝の贈ったというのも史実なので、この物語の内容が案外近いのかもしれない。2017/01/16
けんちきまる
1
面白かったです。平和が一番ですね。9/22から2010/09/24
やっほっほ
0
泰平の世。2014/07/06