感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃむこ＠読メ11年生
5
癌で余命半年を宣告された武田の元に、14年前に失踪した娘の白骨遺体が見つかったと連絡が入る。余命も半年ならば殺人事件の時効までも半年。この奇妙な符号に武田は己の余命を賭けて娘を殺害した犯人捜しに奔走する。前半は実に地道な犯人への手掛かり探し、後半は犯人と直接対峙した心理戦が展開される。心理戦は実に手に汗握る攻防。タイトルが武田自身の生存と娘の生存のダブルミーニングになっている。良質な二時間サスペンスを観た感じで◎。2016/11/06
とりもり
4
昔、NHKでこのドラマを見た時、すごく面白かった。原作者が福本伸行だったことを何となく覚えていて、検索して購入。期待に違わず、改めて堪能した。ドラマを見た時、福本絵のストーリーじゃないだろうと思っていたが、かわぐちかいじで納得。ただ、ドラマは北大路欣也主演で、それがすごくはまっていたので、そっちの方が良かったかな。娘役が、ドラマデビューの上野樹里だったのもびっくり。2011/12/28
chiro
3
ミステリな感じです。若干都合良い展開な感じもありますが、犯人を追いつめる心理戦のあたりなど、緊迫していて面白かったです。 福本さんの絵ってアレな感じなんで、絵が上手かったらどうなんだろう？って思うところもあったので、絵が上手な福本さんのストーリーを読んでみたい！！って思った方は読んでみると良いと思います。 2012/07/23
海村しゃんく
3
漫画は読書メーターにカウントするつもりはなかったけどこれは別枠。カイジ作者とかわぐちかいじの、ある意味Wカイジコラボ作品。福本作品は絵がちょっと、という方にはお奨め。福本原作には珍しく感じる家族の情が描かれている作品だが、台詞の言い回しには福本節を感じ、そして情を描かせたら一級品のかわぐちかいじが作画しているのだからこれは熱い。熱くならない訳がない。2012/07/23
あざすたしあ
3
「相棒」好きな人はこれ好きだと思う！ 執念の地味な捜査と関係者の思いや葛藤がずっしりみっちりと描きこまれていてすごい読み応え。2011/02/28
