感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
17
曹操主役の最終巻なのに、関羽の印象が物凄く残った巻でした。三国志のお話上仕方のない流れなのかもしれませんが(いまだ三国志の全体像つかめずですが)、そこがちょっと残念でした。でも、曹操いい男だったなぁ。夏候惇もよかったなぁ。読み始める前は好きな絵柄ではないかもしれないと思っていましたが、そんなことはなく、むしろ美しい絵にホレボレしていました。2011/08/26
仲本テンカ
9
関羽、関羽、関羽な最終巻。全18巻(文庫)、面白すぎてあっという間でした。孫呉はやっぱり、賊だったな。諸葛亮が出てこなくて残念。曹操、死んじゃった。いろんな想いが駆け巡りますが、最終巻。案外、記憶にこびり付いているのが楽進なのが、自分でも不思議です。私って実は、(姑息なくせに)あんな生き方がしたいのかもしれません。この作品に、もっと早く出会えてれば良かった。そしたら、生き方が今とは少し違ったかもしれません。そう思わされる、素敵な作品でした。2013/03/04
あさひ
8
最後、関羽主役やん!筍いく、カクカが好きでした。曹操凄い。才の人ですね。2017/05/16
sskitto0504
8
終わってしまいました。関羽との戦いです。陸遜はここから出るんですよね…そして劉備亡き後の孔明大活躍時代で、司馬家が全部持ってくんですよね…まあ、曹操、すごい人でした!!!2014/09/06
十六夜(いざよい)
5
武に生き、義を貫き通した蜀の勇将・関雲長。孫呉の大軍による大攻勢の前に、その歩みが止まる時が来る。その死に呼応するかのように、魏王・曹孟徳にも永遠の眠りにつく時が訪れる…。堂々完結!三国志に興味を持つきっかけになったコミック。残忍なだけど何処か憎めず、良き配下に囲まれた曹操。最初に蒼天航路を読んだ影響で、他の作品でも魏目線で読んでしまうのが難点かな。最後の「そろそろ死ぬぞ」がまた曹操らしくて良かったなぁ。2022/04/08