すべてがちょっとずつ優しい世界

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063649062
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

小さな島の小さな村。静寂と闇に支配され、わずかな住人が暮らしている。ある日、街から使者が来た。「ひかりの木はいりませんか?」

静寂と闇に支配された小さな島の小さな村。「くらやみ村」と呼ばれるその村は、夜が明けず、収穫はわずか。年に一度のお祭りを祝うにも楽器すらない。誰からも忘れられたその村にある日、街の人がやってきた。村に光をもたらす「ひかりの木」を植えないかと・・・。
「I Care Because You Do」で自身の過去を色濃く反映した西島大介が、震災を期に手がけた本作。語りえぬものに対して、それでも人は向き合っていく。

静寂と闇に支配された小さな島の小さな村。「くらやみ村」と呼ばれるその村は、夜が明けず、収穫はわずか。年に一度のお祭りを祝うにも楽器すらない。誰からも忘れられたその村にある日、街の人がやってきた。村に光をもたらす「ひかりの木」を植えないかと・・・。

【著者紹介】
2004年に“ハヤカワSFシリーズJコレクション”から、書き下ろし長編コミック『凹村戦争』(早川書房)でデビュー。作品に『世界の終わりの魔法使い』シリーズ(河出書房新社)など。現在『ディエンビエンフー』を「月刊IKKI」(小学館)で連載中。「モーニング・ツー」にて自身の趣味を色濃く反映した『I Care Because You Do』連載の後、震災を期に広島に移住。『すべてがちょっとずつ優しい世界』の連載をスタートさせた。