内容説明
アニメ界のトップクリエイターの生の声!映像作品として、最も多くの人手を要する作品、それがアニメである。日本の誇る文化・産業として認知されつつもその全容はわかりにくかったアニメ業界へ、連続インタビュー形式で肉迫する!プロデューサーの役割、監督と脚本家の連携、デザイン、原画、広報まで、各ジャンルの著名クリエイターが語り下ろす。コンテンツ立国を支える最前線の熱気がここにある!オタク総合誌『メカビ』で好評を博したインタビュー記事を、加筆・再構成により書籍化。
目次
第1章 プロデューサー・中谷敏夫「プロデューサーは誰よりも作品に惚れこむことが仕事だ!!」
第2章 監督・ワタナベシンイチ「自分の作品全てに『これは俺のアニメだぞ』という刻印を残したい」
第3章 脚本家・三条陸「予想は裏切るけど、期待は裏切らない」
第4章 脚本家・倉田英之「脚本書くのが好きなんです!!」
第5章 メカデザイン・出渕裕(メカデザイナー)×皆河有伽(作家)「メカデザインの作法」
第6章 アニメーター、キャラクターデザイナー・中嶋敦子「今がんばらないでどうするんだ」
第7章 ラジオディレクター・山本健司「アニメとラジオの相乗効果で盛り上げたい」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
19
2008年に休刊したオタク総合誌「メカビ」に掲載されていたインタビューを基に<全ての取材対象者に再取材をおこない、最新の情報を盛り込んだうえで再構成している>との事。といっても、この本も2009年刊行なので、今はさらに変わっているでしょうが。プロデューサー、監督、脚本家、メカデザイン、アニメーター、キャラクターデザイン、ラジオディレクターというくくりで7人が登場しています。(続く2020/05/03
トダ―・オートマタ
1
アニメの製作に関わる人のインタビューの本。 本書でインタビューをしている人は基本的に表にでてこないので読んでて面白いと思った。2011/10/09
AKIYOSHI
1
他のメディアにはあまり出てこない人へのインタビューがけっこうあり、持っていて損はない。業界志望者向けとしても具体的な仕事がけっこう載っていて便利。2010/09/30
たもーん
0
役職の違う人の話を一冊にまとめてあるので読んでいて面白かった。アニメという共通しているものでも、考え方や全体をどうみるかの違いがありアニメの裏側を少し垣間見えた。2011/12/22
kobaatsu
0
知らない人の話も多かったので、それを考えるともろもろ薄い。もう少しなんとかならなかったのかと。音泉の人の話とか知らなかったけど面白かったのに。2009/12/03