家なき鳥、星をこえる プラネテス

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063647105
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

木星往還船の進発より二十六年前。アラビア半島の最貧国に生まれた少年は、砂漠の底から父と一緒に星々を見上げ、やがて航宙士となることを夢見た。宇宙へ―。そこに至るには、欲望と硝煙の渦巻く道を往くしかないのに。「いつか遠い星に着いたら、そこから父さんに向かって手を振ってくれよ」幼い日の父との約束を胸に、夢に向かう青年の物語。新進気鋭作家、衝撃デビュー。

著者等紹介

常盤陽[トキワアキラ]
1972年島根県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科を卒業ののち、週刊漫画誌の編集者となる。『家なき鳥、星をこえる プラネテス』にて小説家デビュー

幸村誠[ユキムラマコト]
1976年神奈川県横浜市生まれ。SF漫画『プラネテス』(講談社)でデビュー。2002年第33回星雲賞コミック部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らいしょらいしょ

1
漫画があるの?知らなかった。アラブの砂漠から始まる、なんか珍しい話だな… え、これは近未来。本当はもっと奥深い話なんじゃないだろうか。ハキムの感情の変化にちょっとついていけないでいる部分がある。今の自分の基準に当てはめるからなのか、彼の上官にあたる二人と、日本人女性の人物が尻切れトンボに見えるからなのか。正しさを道具にしていては、暴力的な連鎖は止まらないんじゃないかなぁ。エピローグのハキムに、少し救われた思い。2021/01/14

ノリピー大尉

1
コミックス「プラネテス」のスピンオフの小説。エピローグが「プラネテス」につながるのだろうけど、「プラネテス」が未読なので消化不良。2013/09/11

shnya

1
漫画プラネテスのハキムの話。確かに不幸なハチマキだったなー。ハチマキにはデブリ回収の仲間がいたからよかったのか。2011/03/26

ゆず

1
プラネテスのスピンオフということで読んでみました。原作の方で宇宙防衛戦線の活動がぱったりやんだというのが何となくしっくりこなかったんですが、これを読んでスッキリつながった気がします。そしてエピローグがすごく好き。たとえ束の間だったとしても、ハキムに幸せになって欲しい。2010/07/07

nas

0
最近アニメの方を見たのでそっちのハキムが思い浮かんで仕方なかった。面白い、なんかプラネテスっぽさもあるし。漫画の方はハキム関連の話ってあんまなかったのでそれもよかったな。ラストはこういうの大好きなので最高ですね。作者の他の作品読んでみたかったのに無いんだな。惜しい2014/10/26

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