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出版社内容情報
七尾城救援のため手取川を渡った織田軍だったが、軍神・上杉謙信率いる軍勢によって七尾城はすでに陥落していた。さらに、激しく氾濫する手取川の濁流によって退路を完全に断たれた織田軍‥‥。そんな中、羽柴隊の軍目付を命じられた仙石権兵衛は、総大将・柴田勝家とともに死中に活を見出すべく奮戦する!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
29
秀吉の播磨攻めはあっさり成功するかに見えた。しかし、秀吉が反逆者を磔にするという残虐な見せしめをしたことが反発を生んだ。秀吉は見せしめによって恐怖を与えて支配を徹底させようとしたが、播磨の国人達の怒りに火をつけた。播磨三木城主の別所長治が反旗を翻し、播磨国内の国衆も、一斉に毛利方に与した。2022/11/19
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
15
上杉に負けて黒田如水登場。敵はいよいよ毛利に。上杉謙信の死。回想される謙信の半生。これを見ると不気味な謙信も憎めない。スタローンそっくりな山中鹿介も登場。そして毛利先発はあの吉川元春。首桶片手に穏やかで丁寧な言葉で勝つその姿よ!。2013/06/05
maito/まいと
6
手取川の合戦完結、そして舞台は中国・毛利征伐へと向かいつつも、謙信の死という大きな区切りへ。これまで描ききれなかったであろう上杉謙信の深奥に、この作品はたくさんのコマを割いて迫った。そして、上杉謙信はたどり着いた自我への渇望、永遠にたどり着くことのないゴールへの挑戦者であった、という結論は、後世に残る分析だったと思う。そして、信玄・謙信がいなくなったことで、一強と(少なくても自身では)分析した信長の危うさが、黒田官兵衛の危うさと重なっていく。この作品は各人物の掘り下げが見事すぎて眼福だなあ。2018/07/17
はばたくキツネ
6
上杉謙信が臨終。なかなか見たことのない謙信像だなと当初は思っていたが、落とし所としてはわりと従来の謙信像に収まる感じだった。いよいよ毛利攻めに入り、黒田官兵衛や吉川元春が登場。播磨の武将達に焦点が当たるあたりがこの漫画の嬉しいところ。続きが楽しみだ。2010/06/12
凛
4
謙信死去。もはや神。官兵衛登場と西国遠征。堀さんがどんどんイケメンになってく。2014/04/10