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出版社内容情報
昭和に入り、国内外で石油販売業を拡張していった国岡商店。しかし日本が戦争への道を歩んだ時、国岡商店に悲劇が訪れる。
関門海峡一帯での石油販売業を成功させた国岡商店。大正3年、次なる販路を求めて、店主の国岡鐡造は海外・満州に狙いを定める。満州にはアジア最大といわれる南満州鉄道株式会社があり、ここを顧客にすれば大きな利益が得られると考えた結果だった。しかし満鉄にはすでに欧米石油メジャーが食い込んでいた。油の品質・価格の差は歴然だったが、鐡造にはある秘策があった。若き国岡を描いた青春編、遂に完結!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
159
長谷部の死亡フラグに泣いた。あと宮部との遭遇もあざとさを感じるけれども感動した。前半の凍らない油って凄いなと思った。2015/12/27
カラシニコフ
13
実験での勝負は燃えた。後継者との別れはつらい。 ★★★☆☆2017/06/23
十六夜(いざよい)
9
関門海峡一帯での石油販売業を成功させた国岡商店。大正3年、次なる販路を求めて、店主の国岡鐡造は海外・満州に狙いを定める。満州にはアジア最大といわれる南満州鉄道株式会社があり、ここを顧客にすれば大きな利益が得られると考えた結果だった。しかし満鉄にはすでに欧米石油メジャーが食い込んでいた。油の品質・価格の差は歴然だったが、鐡造にはある秘策があった。若き国岡を描いた青春編、遂に完結!2017/06/08
Mizhology
6
文化の違いを再確認。戦前と戦後は別の国という感覚の裏付けももらったけど、まだ一応根底には日本らしさの遺っている戦後生まれもいる。文化の断絶を集めたレッドリストというのはあるのだろうか。近代史の疑問点を解き明かしてくれた巻でもあった。2015/08/21
nana
5
レンタル2017/01/01