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出版社内容情報
神戸高商に通う若き国岡鐡造の前に現れた日田重太郎。この出会いがなければ海賊も国岡商店も存在しなかった。
時代は明治41年。若き国岡鐡造は神戸高商の最終学年になり、従業員たった3名の「酒井商会」へと就職をはたした。神戸高商時代の同級生が大会社で活躍していく中、鐡造は腐ることなく着実に成果を上げていった。そんな折り、実家の稼業が傾き家族が離散状態になってしまう。独立して家族を養いたいと望むも資金のあてはない。そんな鐡造の前に旧知の日田重太郎が独立資金を「貸す」のではなく「あげる」というのだった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
175
小説を読んで暫くぶりに読んだが相変わらず、すごい話だなと感じた。こう会社が順調に伸びるのを見るとこっちも楽しくなる。2015/12/27
Kikuyo
26
「間違っていたのだろうか」 「品質は同じなのに老舗には勝てない」「見通しがたたず廃業」 この巻は、国岡が困難を何度も経験しながらも、粘り強く工夫をや努力を重ねて行く姿が本当に印象的だ。海賊の由来…なるほど。2017/05/12
カラシニコフ
12
過去編長いなぁ。海の上で売る、という屁理屈(笑) ★★★☆☆2017/06/23
ひ ろ
12
国岡商店創立者、国岡鐵造の回顧譚。気概と才能を持って前向きに足掻いている人には天は味方をしてくれる、という好例か。何といっても日田重太郎と出会えたのは、天の配剤としか言いようがない。2016/04/27
十六夜(いざよい)
11
時代は明治41年。若き国岡鐡造は神戸高商の最終学年になり、従業員たった3名の「酒井商会」へと就職をはたした。神戸高商時代の同級生が大会社で活躍していく中、鐡造は腐ることなく着実に成果を上げていった。そんな折り、実家の稼業が傾き家族が離散状態になってしまう。独立して家族を養いたいと望むも資金のあてはない。そんな鐡造の前に旧知の日田重太郎が独立資金を「貸す」のではなく「あげる」というのだった。2017/06/08