イブニングＫＣ 関の弥太ッぺ - 劇画・長谷川伸シリーズ

小林まこと/長谷川伸

講談社（2009/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 324p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063522792
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[厩戸皇子そっくりおじさん・寺]

長谷川伸の名作を『ホワッツマイケル』『柔道部物語』の小林まことが漫画化。小林まことの漫画は殆ど読んだ事が無いのだが、小林漫画の登場人物が役を演じるスタイル。映画ポスターを模した表紙が良い。私の世代だと長谷川伸の作品は題名は知っているが、内容は昔の喜劇のパロディ位でしか知らない。こんな素敵な話だったとは。関本の弥太郎は本当に格好良い。誰しも自分を今でも暖める思い出がある。それを杖に生きているのだ。

2013/10/08

[こうげつ]

この連載内容を初めて聞いた時、「柔道部物語」で時代劇？！？柔道技で大立ち回りでもするんかいな？？？と、勝手に想像していたんだけど。蓋を開けてみたら、いやはやとんでもない。ガチで本気で大真面目な時代劇で、違った意味で参りました。そんなわけで、小林まことの生真面目、エロ無し(おい)、ちょこっとお笑い有りな任侠股旅物。弥太っぺの男っぷりに惚れるも良し、小夜の可愛らしさを堪能するも良し、番頭の役立たずさに頭抱えるも良し(爆)小林まことの、実はある意味原点な、義理と人情の物語をどうぞお楽しみ下さい。

[みんさね]

たしかＴＶドラマで見た記憶が。錦之介でした。映画かな。もっと寂しいラストだったような。しかし、これは良かった。立ち廻りは迫力ありますね。格闘場面はさすがです。シリーズ通して読みますか！

2012/07/01

[杉浦印字]

素晴らしいものを見せてもらった。垢抜けなくも軽やかで表情豊かな筆致が人情物語にド嵌り。啖呵と剣戟にうなり男ぶりに泣かされた。

2009/09/11

[TERu☆]

街道を渡り歩く、渡世人の人情物の話し。 やっぱり、時代劇は劇画調がいい！表情、迫力と良く伝わってくる。

2013/06/08