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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
14
春の場合は両親の決断で戸籍の性別欄を空欄にしてもらえてたのに、病気で精巣を摘出しないとならず、それを機に戸籍を「女性」にせざるをえなかった。でも成長とともに性自認は男性。しかし身体はホルモンの都合で女性寄り。医師も卵巣機能低下による悪影響を危惧し女性として生きることを勧めてくる。でも春の一番の悩みは伊吹の望みを叶えられない、と思い込んでることなんだろうな。今の僕から見ると「本当に男女に拘らないなら方法はあるよ」と提案したいところだけど、彼らはまだそこまで到達していない。大丈夫だよ、春!君らの先に道は或る。2013/04/04
チューリップ
4
伊吹の父親が結構人としてあれなタイプで嫌な感じなんだけど伊吹はそっちに似なくて良かったなとしみじみ感じた。2人でいる時だけ恋人としている春と伊吹だけど同級生に見られてしまう。また波乱になったら嫌だなと思ったけど理解があって良かったな。辛い事も多いけど分かってくれる、理解してくれる人が増えてもいるのでその辺は安心出来る。2022/01/01
明那
3
昔読んだぬーべーの話で、性別不明の妖怪で、好きになった人が男なら女、女なら男になるって妖怪いたけど…そんな単純だったらこの話は生まれないんだなあ。難しく苦しいです2013/06/17
kinoko_kinako
3
3.52012/08/02
日奈月 侑子
2
途中の「期間限定」発言の辺りでもう、物凄く胸が痛くなった。 本当に、この二人の恋は、時々本当に胸が痛くなる。幸せになってほしいの一言。…笑っててほしいなあ、どっちかが無理した笑顔ではなく、ちゃんと楽しく笑ってほしい。 そして、その直後の伊吹父の発言に、落ち込んだテンションから苛立った気分に変わった。…何だろうな…どうして親と子ですれ違ってしまうんだろう。此方もかなり確執が深い。どんより落ち込んだ気分の中、あとがきの「目がカエル」発言に笑ってちょっと浮上しました。 新しく見えた熊さんの未来にも、幸あれ。