ワイドKC モーニング<br> ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

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ワイドKC モーニング
ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

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  • サイズ コミック判/ページ数 153p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063378443
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C9979

出版社内容情報

ある日突然、難病ギラン・バレー症候群を発症。身体の自由を奪われた新米看護師が、当時を振り返って綴る超ポジティブ闘病エッセイ!

函館の病院で働く22歳の新米看護師・たむらは、ある日突然原因不明の高熱に襲われ、動けなくなってしまう。いくつかの病院を転々とした後、たむらは脳神経内科のサトウ医師により、ギラン・バレー症候群と診断される。身体の自由と普通の日々を奪われてしまったたむらの、長く険しい闘いの日々が始まった――。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫 綺

112
新聞に紹介された闘病コミックエッセイ。絵が汚くて読みにくいな、と思ったが、後遺症の残る身で描かれてるんだな。私も10年前は重いギランバレーだったので、身につまされる。「痛い苦しい気持ち悪い」が当たり前だったあの頃を想い出す。現在に感謝♪2017/03/19

あん

66
国の指定難病であるギラン・バレー症候群を発症した22歳の看護師が、その闘病生活を漫画化した、私がどうしても読みたかった1冊。「いっそ死にたい」と願うほどの絶望の淵から、何度打ちのめされても諦めずに這い上がる姿、そして少しつづ回復していく姿に、人間の力強さを感じ、感情移入せずにはいられませんでした。勇気日常への感謝をもたらしてくれるオススメ本です。2017/12/20

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

59
ワクチンの副反応でおこる可能性があるといわれるギランバレー症候群。どういう病気か知りたくて手にとった。本書は、22歳でギランバレー症候群を発病した闘病エッセイ漫画。作者は、ギランバレー症候群の中でもかなり重症の部類。それなのに漫画家になるという希望をもち、前向きに明るく逞しく闘病されている姿には感動をおぼえる。再発かも知れないと不安に襲われた時「1回目は何が起きるかわからないから耐えられたけど、2回目は何がおきるかわかるから耐えられない」という言葉から壮絶な闘病だったことが伝わってくる。2021/10/16

なるみ(旧Narumi)

44
NHK eテレ ハートをつなごうにご出演されていたのを偶然観て、著者のたむらあやこさんと本書を知りました。難病ギラン・バレーとの闘病の日々を綴った一冊ですが、もう何度も再読しています。それくらい迫力のある、そして症状が重篤だけれども、いろいろあるけれども、文字通りふんばるたむらさんの姿に私は惹かれてつい何度も読んでしまいます。なかなか書店に置いておらず難儀しましたが、私には難儀しても手に入れる価値のある一冊でした。2017/04/20

かっぱ

41
22歳の看護師であった作者が激務のあとに1週間以上の高熱・嘔吐・腹痛・下半身の発疹などが続き、突然の下肢の脱力で病院を受診したところギラン・バレー症候群という難病であることが発覚。それからの長い闘病生活を綴った漫画作品。不随意運動で自分の意思とは関係なく動く右手を寄生獣のミギーに例えるなどユーモラスに表現してあるが、実際の闘病生活は想像を絶するような過酷なもの。それでも、たくさんの周りの人たちに助けられ、諦めずに前向きに乗り越えていく姿には勇気づけられる。その努力の結晶のような作品。2016/09/03

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