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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
14
☆ 霊や妖怪が観えるけど祓う力はない姉の静流と、観えないし憑依されやすい妹の瑞生が、様々な怪異に向き合って少しずつ成長していく物語。橋に現れる沢山の顔が霊感の無い人にも障りを起こす「マジモノ」はなかなか不気味。行方不明になった猫が向かう先を描く「イナバヤマ」は猫の世界観が面白い。不思議な綿毛の様な物体の生態を描く「ケサランパサラン」は私が子供の頃にも話題になりました。懐かしいですね。神様の来訪前に現れて人の居住まいを正すもののけ「ダイマナコ」は温かなお話で好みでした。こういうもののけなら会っても良いかな。2016/06/20
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/06/20
十六夜(いざよい)
2
お姉ちゃんに恋する男子登場。もののけの力も借りてのアプローチだが、お姉ちゃんの守りは堅かった。姉妹のお母さん登場。姉妹がお爺ちゃん、お婆ちゃんと一緒に住んでいたから、すっかり死別だと思い込んでいた。子供たちの特異体質に合わせでの田舎暮らしなわけね。2019/11/11
yom
1
中高生の性欲は物の怪が囃し立ててるのかな。お母さんあんな感じか~。やや過敏の気があるけど普通っちゃ普通かな。一応理解は示しているようだし。2020/02/07
sakko/さよ
1
瑞生は災厄に自らつっこんでいこうとするタイプなんだな、その危なっかしさも含めて彼女らしい。「ケサランパサラン」では幼いなりに親とじいちゃんの言い争いから色々感じ取っているところが健気でせつなかった。最後の「ダイナマコ」むっちゃ喋るねw あちら側の事情やヒトとの関わり方が変わってきているという話。作者が民俗学や妖怪について詳しく調べているのが伺えておもしろかったです2017/06/18