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出版社内容情報
【内容紹介】
玄界灘に浮かぶ禁断の聖域、菰羅島(こもらとう)。夏の盛り、双児の美少女姉妹に招かれて、7人の若い男女が島に集う。そのうちには、栄光館の悲劇から立ち直った常世田真菜美(とこよだまなみ)の姿もある。
だが、彼らを待ち受けていたのは、物言わぬ屍と、何者かのドス黒い殺意であった。姿を見せぬ殺人鬼が、血まみれの祝宴の開始を告げる。ひとり殺られ、ふたり殺られ……破滅に向かって加速する真夏の数日。いまや、むごたらしい死の影が、真菜美の背後にも迫りきて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yucchi
27
【クローズドサークル祭第一弾】桜神父シリーズ第2作目はクローズドサークル。禁断の聖域、菰羅島で起きる連続殺人。読者への挑戦状も導入されており、読み応えはある。ヒントはたくさんあるので犯人はわかりやすいかも。それにしても真菜美は若いのに2度も殺人事件に巻き込まれて、おばさん心配だわ(笑) 2015/08/09
永田 誠治
6
押し入れ整理に伴い再読して読メ登録。桜神父シリーズ第2弾だが、これで最終作。もっと読みたかった。これもミステリー漫画史上傑作に入るだろう作品。絶海の孤島、黙示録の七つのラッパになぞらえて1人また1人と殺されていく見立て連続殺人。このジャンルでは小説・漫画問わず最高レベル。ま、揚げ足とる人もいるだろうけどね。そして名探偵が明かす意外な犯人。主人公が神父さんなので憎しみや悲しみに支配されず、前向きに教え諭すシーンが印象的。作中より引用。『罪の告解なんてまっぴら。むしろ逆に神様の申し開きが聞きたい』2023/12/22
こまごめ
4
推理小説(マンガ)としては平凡なんですが、桜神父と犯人の向き合い方、キリスト教者としての姿勢が好きなんですよね。これが僕にとってこのマンガを特別なものにしています。ブックオフで見つけたらぜひ読んでみて下さい。
santiago
3
自分の復讐心で、大切な人の幸福な過去を汚してはいけない2019/01/15