Football Nippon books
日本代表監督論―日本代表をつくってきた男たちの10年

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784063086508
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

選手との確執と信頼、サッカー協会との軋轢、そして自らの葛藤―。勝てば褒めそやされ、負ければ采配を批判される代表監督。しかし、その結果の裏にはさまざまなドラマがあった。ドーハでのあの悲劇はなぜ起こったのか、元ブラジル代表監督がたった8ヵ月で交代した理由とは、ワールドカップ予選での突然の加茂解任劇、なぜワールドカップ・フランス大会で1勝もできなかったのか、トルシエと選手、協会の確執、ジーコ・ジャパンは何を目指すのか…。代表監督たちは何を考え、どう行動してきたのか。常に現場で見続けてきた著者が、代表監督の実像に迫る。

目次

序章 日本サッカー、次の10年の幕が上がる
第1章 「プロ」としての姿を語り続けた日本初の外国人監督―ハンス・オフト
第2章 元ブラジル代表・監督という実績と短すぎる契約―パウロ・ロベルト・ファルカン
第3章 日本人初のプロの代表監督と協会の混迷―加茂周
第4章 突然の代表監督に課せられた重い十字架―岡田武史
第5章 大人のようで子供の監督と子供のようで大人の選手たち―フィリップ・トルシエ
第6章 日本サッカーの新たな時代の幕開けとなるか―ジーコ(アルトゥール・アントゥネス・コインブラ)

著者等紹介

潮智史[ウシオサトシ]
1964年福岡県大牟田市生まれ、東京都立新宿高校、筑波大学体育専門学群卒業。高校、大学とサッカー部で、MF、DFとしてプレー。当時の日本リーグ数チームから誘いがあった。87年朝日新聞社入社。運動部(現スポーツ部)、社会部などを経て、02年から編集委員。主にサッカーを担当し、94、98、02年と3大会連続でワールドカップの本大会および予選を取材。準備段階からのJリーグのほか、シドニー五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ゴルフの全英オープンなど幅広く取材現場に立ち会った
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