内容説明
被災地支援、空調節電、節電レシピ、風評被害対策etc.…。幾多の社会的難題にぶち当たってきたカリスマPRマンが動き、見つめ、そして見出した“ポスト3.11”のソーシャル・マーケティングとは―。人知をインテグレート(統合)する。
目次
序章 難問解決への挑戦
第1章 今なぜ、問題が“ややこしく”なってきているのか?
第2章 ソーシャライズ!2つの文脈が重なるところ
第3章 難問解決コミュニケーションの要件定義
第4章 「統合知」の実践/奮闘編
第5章 「統合知」の実践/展望編
終章 「統合知」/難問解決への取り組みがもたらす力
著者等紹介
山田まさる[ヤマダマサル]
株式会社インテグレートCOO。株式会社コムデックス代表取締役社長。1965年大阪府生まれ。1988年早稲田大学第一文学部卒業。1992年株式会社コムデックス入社。1997年常務取締役、2002年取締役副社長就任。2003年藤田康人(現・株式会社インテグレートCEO)とB2B2C戦略の立案に着手。2005年食物繊維の新コンセプト「ファイバー・デトックス」を仕掛け、第2次ファイバー・ブームを巻き起こした。同キャンペーンは、PRアワードグランプリ・キャンペーン部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ozapin
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3Cの時代から2C+S Company Customer Society に変化しているというのは、なるほどと思う。これだけもうひとつのCであったCompetitorが何だかよくわからなくなってしまったわけだから。2013/11/02
かおっくす
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実例については興味深く、共感できたが、「統合知」が何かということについては、よくわからなかった。2012/06/22
yassy612
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ややこしい問題を解決するためのコミュニケーションについての本。抽象度が高く理解が難しいが、実例が分かりやすかった。著者の社会問題へ取り組む姿勢が伝わってくる一冊。社会問題に取り組んでいる人には共感できる部分があると思う。2012/05/01
パッチ
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いま、解決の筋道が分かりづらい、複雑多様な問題がたくさん出てきている。この『ややこしい問題』を解決するためのコミュニケーションを考えようというのが本書である。そのキードライバーが「統合知」である。その考え方のフレームワークは、やや抽象的で説明が諄く、正直少しわかりずらかった。ただ、ややこしい問題の解決に取り組んだ事例が多く掲載されており、こちらの方は、筆者の社会問題に対する真摯な姿勢や熱い思いが伝わってきて共感するものがあり、本書の魅力はここにあると思った。2012/03/24
しゅんぺい(笑)
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んー、タイトルを見てイメージしていたものと、ちょっと違っていた。 「統合知」の記述部分が抽象的に留まっていて、具体例も何が言いたいのかあまり伝わってこなかった。自分の読み方が甘かったのかな? オープンでフラットなコミュニケーションを基礎にして問題解決を図る、ということに対しては賛成です。2012/03/10