• ポイントキャンペーン

講談社文庫
灰色の密命(下)1919年三部作〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062936224
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

大物日本人政治家が隠蔽する暗い過去。因縁の発端は19世紀末葉の日本だった。亡父殺害の秘密をめぐり、パリでは新たな波乱が起こる極秘ファイルの解読を試みるマックスらに立ちはだかる意外な刺客。
レンマーのスパイ網は身内にも張り巡らされていた。
一方、日本代表団の新たな代表となった戸村伯爵とその息子が、マックスらの行く手を阻む。
密約、裏工作、祖国に対する背信――
ゴダードが紡ぐ壮大なスケールの国際諜報戦、いよいよ佳境へ!

灰色の密命(下) 1919年三部作(2)
訳者あとがき 北田絵里子


ロバート・ゴダード[ロバート ゴダード]
著・文・その他

北田 絵里子[キタダ エリコ]
翻訳

内容説明

極秘ファイルの解読を試みるマックスらに立ちはだかる意外な刺客。レンマーのスパイ網は身内にも張り巡らされていた。一方、日本代表団の新たな代表となった戸村伯爵とその息子が、マックスらの行く手を阻む。密約、裏工作、祖国に対する背信―ゴダードが紡ぐ壮大なスケールの国際諜報戦、いよいよ佳境へ!

著者等紹介

ゴダード,ロバート[ゴダード,ロバート] [Goddard,Robert]
1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞

北田絵里子[キタダエリコ]
1969年生まれ。関西学院大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

119
上・下巻、730P強一気読みしました!第二部から読んだせいか、まだ三部が残っているせいか解りませんが微妙な感じです。ジェフリー・アーチャーやケン・フォレットが書きそうな物語ですが、彼らに比べるとメリハリがないのかなぁ?次は第一部に戻る予定です。三部作、全六巻を完読すると評価が変わるかも知れません。2017/05/09

ケイ

114
マックス、まだまだ用心が足りないと思う場面も、本当のスパイでないから仕方ないですまされる“ゆるさ”みたいな雰囲気が、この作品の魅力かもしれない。敗戦国の悪者は徹底的に悪く、しかし、どこの国にも善人と悪人を等しく配していてバランスもよい。史実に登場する人物に作り上げた人物をうまく絡めている。緊迫感がすごいのに、“ゆるさ”かあるために、ページを捲るのを急ぎすぎずに落ち着いて読める。要するに、私にはほどよいミステリ。さあ、あとは出たばかりの新刊2巻で結末だ。2017/05/23

cinos

10
登場人物たちが入り乱れで、誰が味方で誰が敵か。ハラハラドキドキします。日本が重要なポイントになりそう。ラストがそこで終わるか!的な終わり方で、以下第三部へ。2017/05/28

ブラックジャケット

9
冒険活劇の面白さは、反面、死者の増加につながる。主人公の危機一髪に際して、倒れる敵はページを追うごとに増える。その分、悪役は肥える。戸村伯爵のヴィランぶりは圧巻だ。レンマーは姿さえ見せない。主人公らの敵側の方がはるかに充実したスタッフで圧力をかける。エンターテイメントとしてとして常道だが、倒されるべき敵側の強さが、主人公たちを強くする。この成長に読者は感情移入する。そこを信じて読んでいるのだが、著者は意地悪なトラップを仕掛けた。マックスの身に重大事が持ち上がる。こんなことあり得る? 行くぞ、第5巻へ。 2018/09/15

ゆーぼー

8
突然に、降って湧いたような偶然には落とし穴がある。 それこそ熟慮と警戒が必要なのだが、それに飛びついてしまったマックスには、生命の危機が待っていた。 思いがけない遭遇は、計画された出会いかもしれない。 絶体絶命の危機に陥ってしまったマックスだが、ここからの展開が、展開できるとすれば、何処に向かっていくのか、ゴダードのお手並みを拝見に、宿命の地に進むしかない。2017/07/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11554917
  • ご注意事項