講談社学術文庫<br> 漢文法基礎―本当にわかる漢文入門

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講談社学術文庫
漢文法基礎―本当にわかる漢文入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062920186
  • NDC分類 825
  • Cコード C0190

出版社内容情報

本当の漢文力とは? 入試を超えて、お手軽な参考書に飽き足りない人、古典に親しむ基礎力を身につけたい人に贈る、待望の新版!漢文」とはなにか
受験参考書をはるかに超え出たZ会伝説の名著、待望の新版!

訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか――。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。

基礎とはなにか。二畳庵先生が考える基礎ということばは、基礎医学とか、基礎物理研究所といったことばで使われているような意味なんだ。(中略)基礎というのは、初歩的知識に対して、いったいそれはいかなる意味をもっているのか、ということ。つまりその本質を反省することなのである。初歩的知識を確認したり、初歩的知識を覚える、といったことではなく、その初歩的知識を材料にして、それのもっている本質を根本的に反省するということなのだ。――<本書より>

※本書は1984年10月に増進会出版社より刊行された『漢文法基礎』(新版)を大幅に改訂したものです。

第1部 基礎編
第2部 助字編
第3部 構文編


二畳庵主人[ニジョウアンシュジン]
著・文・その他

加地 伸行[カジ ノブユキ]
著・文・その他

内容説明

訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか―。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。

目次

第1部 基礎編(漢文学習の準備体操;入試の漢文;「基礎」の意味 ほか)
第2部 助字編(助字の語感;以;而・然 ほか)
第3部 構文編(詩と音楽と;中国語の音楽性;平仄 ほか)

著者等紹介

加地伸行[カジノブユキ]
1936年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。専攻は中国哲学史。大阪大学名誉教授。現在、立命館大学教授。白川静記念東洋文字文化研究所長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

19
久しぶりの漢文の参考書ですが、読み応えあります。先日の外山滋比古氏の「思考の整理学」で述べられていた『すぐに役にたつものは、すぐに役立たなくなる』という言葉のように、この本も使いに使いこんで初めて効果が出てくるのでしょうね。一昨日から朝日新聞で再連載された『こころ』を、『銀の匙』を3年かけ一冊を読み通し教えた橋本武先生に模倣し読み始めましたが、一つ一つの言葉を追っていくと漢文は切り離せないと気付きました。更に古い文学なら尚でしょう。今の日本を知るなら昔の日本を知る必要であるように、文学も同じなんですね。2014/06/28

Prince of Scotch

14
著者である二畳庵主人先生(加地伸行先生)の語り口が親しみやすく、内容も非常にタメになる参考書です。高校生ならびに大学受験生に強くオススメします。本書をきちんと勉強すれば、漢文ばかりでなく現代文や古文も含めた国語の総合力が飛躍的に向上すると太鼓判を押したいです。 また、漢字検定上位級受検者には「第二部 助字編」を読むことをオススメします。暗記に傾きがちな漢字の勉強ですが、この助字編を読むことで漢字への認識が「一皮むけ」て、理解が深くなると思うので要講読です❗2020/07/03

isao_key

10
本書は以前Z会機関紙に連載されていたものをまとめ受験参考書として出版されていた。かつてのZ会会員は漢文が受験勉強に必要であろうがなかろうが別に勉強したという。ところが平成に入って漢文を古典の素養として勉強しようという受験生が激減し、それに伴い本書も廃刊となった。だが復刊を望む声は大きく一般読者にも読めるようにと、講談社から発行されたのが本書である。その思いは当たった。手元の本は2011.11の8版。むろん受験生もいるだろうが、中高年世代がもう一度中国古典をじっくり読む際の手引書として使われているのだろう。2012/12/27

ヨグ=ソトース

9
学校や予備校では教えてくれない、漢文読解の極意がぎっしり詰まった一冊です。漢文の問題を解く時だけでなく、日ごろ漢字に接する中で、その成り立ちに思いを巡らすことが多くなったように思います。講義形式で漢文を紐解く著者がイマドキの大学受験社会をバッサリ一刀両断してくれるのが、一人の受験生として非常に心地よく感じられました。大学受験を直前に控えた今だからこそ、この本に出会うことができてよかったと思っています。大学生になったら、また読み返したいです。2017/11/13

misui

8
ざっと目を通しただけでも「全然読めない」から「少し読める」くらいにはなったような。古典に触れつつ他の本も参照して深めていきたいですね。2022/11/23

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