講談社+α新書<br> 工作員・西郷隆盛―謀略の幕末維新史

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講談社+α新書
工作員・西郷隆盛―謀略の幕末維新史

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062915090
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

この男、日本を揺さぶり、時代をこじ開けた!「大河ドラマ」では決して描かれない陰の貌。今、西郷が問う明治維新150年!この男、日本を揺さぶり、時代をこじ開けた! 
日本人に最も愛される偉人の「大河ドラマ」では決して描かれない陰の貌。明治維新150年の我が国の計を、今、西郷が問う。
人脈を張り巡らし、相手を己の意思で動かすために情報を集め、周到かつ果敢に駆け引きに臨む――。偉丈夫のイメージに隠された「工作員」という新たな西郷像を軸に繙かれる、激動の幕末維新史。

◎目次
はじめに
第一章 インテリジェンスの基礎固め
第二章 若いうちに人脈を作る
第三章 挫折した時の勉強こそが糧
第四章 時代を動かす
第五章 最大の友に殺される悲劇
おわりに

はじめに
第一章 インテリジェンスの基礎固め
第二章 若いうちに人脈を作る
第三章 挫折した時の勉強こそが糧
第四章 時代を動かす
第五章 最大の友に殺される悲劇
おわりに


倉山 満[クラヤマ ミツル]
著・文・その他

内容説明

「大河ドラマ」では決して描かれない陰の貌。今、西郷が問う、明治維新150年後の我が国。

目次

第1章 インテリジェンスの基礎固め(少年藩士育成の郷中教育;剣の道をあきらめる ほか)
第2章 若いうちに人脈を作る(伝説のスパイ、明石元二郎;米艦隊を追い返した「祖法」 ほか)
第3章 挫折した時の勉強こそが糧(西郷の島流し生活;大久保利通の奮起 ほか)
第4章 時代を動かす(人斬り半次郎;喧嘩上手な高杉晋作 ほか)
第5章 最大の友に殺される悲劇(日本国家を打ち立てる;肥前の寝返り ほか)

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。国士舘大学日本政教研究所などを経て、現在、倉山塾塾長、ネット放送局チャンネルくらら主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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橋本治の寺

91
この倉山満という人の本は、以前織田信長を書いたものを読んで面白かったので期待して読む。近頃私は西郷隆盛本を何冊も読んでいる為、どうしても飽きも出てくるのだが、それでもこのアプローチはなかなか面白かった。著者が大久保利通を高く評価しているのがわかる(高杉晋作も高評価している)。ラストの辺りを読むと、全てを敵に回した大久保利通の孤独が胸を打つ。主役が西郷から大久保になったとすら思う。つくづく西郷隆盛、不思議な人である。この本は先日読んだ磯田道史の西郷伝を補完する面もあり、伝記は数冊読むべきだと感じた。2018/04/09

かわうそ

47
幕末の歴史を初めて学んだり、ざっとおさらいをしたい人にとってはすごくいい本だと思います。薩長同盟の際に坂本龍馬というただの浪人を使うことによって誤魔化しが効くというのはなるほどなと思いました。坂本龍馬という長州藩でも薩摩藩でもない人を長州、薩摩両サイドが利用することで本質を隠していく。龍馬はさほど重要人物ではないからこそ歴史の立役者になれたという一面が見えてきます。しかし、高杉晋作という男がいなければたがたが一外様の長州藩が新政府に参加することなどなかったでしょうね。やはり、吉田松陰の弟子は皆怪物ばかりか2023/05/09

AICHAN

38
図書館本。タイトルから想像したのは西郷隆盛がどこか(例えばイギリス)の工作員として活躍したのではないかということ。で、楽しみにして借りたのだが違っていた。西郷は島津斉彬に見出されて御庭番となり斉彬の指令のもと全国をかけずり回った。それは工作員そのものの仕事だったから、それで西郷を工作員として眺めてみたというだけの話。内容は幕末の動乱から維新、西南の役までをわかりやすく解説したもので、目新しいものはなかった。つまり、面白くない本。タイトルに騙された。2018/08/22

かいてぃ〜

27
「歴史は勝者によって作られる」とか「勝てば官軍」と云われる。だから、複数の観点から歴史を知るのは大事だと思う。西郷さんがヒーロー、大久保さんがヒールという対比が一般的だと思うが、この本は大久保さんの功績や孤独さも取り上げており、非常に興味深いものだった。また、坂本龍馬を《政治ゴロ》と位置付けていたのも、個人的には合点が行く見解。もう少し幕末モノを読んでみたいな。2018/05/04

出世八五郎

21
工作員としての西郷を深く掘り下げているかと思いきやそんなことはない。元々、お庭番から維新の舞台に登場したのであるから、この時点で工作員なのであった。そんな大名でもない彼が自由に活躍できたのも理由があるはずで、普段から深く読み込まない私は本書で始めて小松帯刀の後ろ盾を知る。本書は幕末を語るが、またまた改めて薩長同盟の危うさについて気付かせてくれる。司馬氏が慶喜の英断で大政奉還が行なわれたと言っていたと思う。しかし、著者は慶喜自身の権力を維持する為に大政奉還をしたと言う。↓2018/07/22

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