講談社+α新書<br> 目くじら社会の人間関係

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講談社+α新書
目くじら社会の人間関係

  • 佐藤 直樹【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 講談社(2017/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062915038
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

インターネットが普及した日本では「一億総目くじら社会」が出現した。世界でも日本だけに存在する「世間」の構造を知り軽々と生きる ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。
 2016年4月の熊本地震のときは、ネット上で「不謹慎刈り」と呼ばれる一連のバッシングが起きた。タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、それがネットで批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。
 このように近年、インターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。いったいなぜ、こうなるのか?
 それは、日本ではどんなところでも、津々浦々にわたって「世間」が支配しているからである。「世間」のルールに反するような行為は、仮にそれが正しいことであっても批判を受け、バッシングされ、ブログが炎上することになる。
 この「世間」は、外国には存在しない日本独特のもの――「1億総目くじら社会」を軽々と生き抜くヒントを!

第1章 日本だけに存在する「世間」とは何か
第2章 拡散するバッシングの背景
第3章 猛威をふるう「空気読め」の論理
第4章 実は不平等な日本社会
第5章 アイドルとヤクザの権利
第6章 なぜ日本に自殺者が多いのか


佐藤 直樹[サトウ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

世間があるのは日本だけ!タテ社会だけど実はヨコの圧力が強い日本―1998年を分岐点に変化した社会構造を斬る!SNS炎上、謝罪会見、過労死…窮屈な世間を楽々と渡る技術!!

目次

第1章 日本だけに存在する「世間」とは何か
第2章 拡散するバッシングの背景
第3章 猛威をふるう「空気読め」の構造
第4章 実は不平等な日本社会
第5章 アイドルとヤクザに権利はあるか
第6章 なぜ日本には自殺者が多いのか

著者等紹介

佐藤直樹[サトウナオキ]
1951年、宮城県に生まれる。九州工業大学名誉教授。新潟大学人文学部法学科卒業後、九州大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は刑事法学、現象学、世間学。1991年、英国エディンバラ大学法学部客員研究員。1999年、「日本世間学会」設立時に、初代代表幹事として参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

25
世間が現代日本社会、とくに新自由主義社会で自己責任が蔓延るなかで、同調圧力が強まり暴走している事実を示す。かなり面白かった。2019/12/21

けんとまん1007

18
確かに頷ける点もア大井。世間という目に見えない文化。個人ということは、いろいろ語られてきた。これも、欧米と比較して述べられているが、いい悪いではない部分が多いと思う。自分の周囲でも、自分のことは脇に置いて、他人に厳しいという空気は、以前よりも強く感じているのも事実。じゃたして、どうなるのか。どうできるのか。2017/12/09

Tsumugi.G

6
まず読んでいて時事や最新の風潮をもりもりに盛り込んでおりトレンド感度の非常に高い著者だなぁと思った。「あの騒ぎ何故そんなに話題なんだろう大したことないのに」と思ってた事件等の解説が前半には多く、対比も例も非常にわかりやすいのでなるほど!となること多し。私は他者の目線に怯えながら生きているが、(中学時代色々あってから)「人に流されない人になろう」を行動指針として掲げている為世間に馴染めないことが多いが、個人的にはそれは良いことだと思っている。行きつけのカフェバーで頂いた本で、普段評論読まないので新鮮だった!2018/09/11

すうさん

5
山本七平の「空気の研究」などの本を読んでいたので、日本人の「世間」と「個人」のことはよく理解できた。この本では、著者が現代の色々な事件と照らし合わせて解説している。著者は「贈与・互酬の関係」「身分制」「共通の意識時間」「呪術性」といった4つの独特の意識が法律のルールより上位に存在し、常に社会の常識や規範として我々日本人に無意識のうちに影響しているというもの。 この本で、社会と自分との関係を見直すきっかけになるとは思うが、この「世間」や「常識」から超絶して生きるにはまだ時間がかかると思った。 2017/11/03

gixtc990

4
日本にしか存在しない「世間」の縛りが段々厳しいものになり、あらゆることが「ゆるせない!」ことになっていくのは、この国にとっては、大きな損失だと感じました。もう少し寛容さを取り戻すべきと思います。まずは、自分の周りから。2018/04/08

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