講談社現代新書<br> ヒットの崩壊

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講談社現代新書
ヒットの崩壊

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883993
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0263

出版社内容情報

激変する音楽業界、「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか?テレビ、ライブ、ビジネスが一変。新しい「ヒットの方程式」とは──。激変する音楽業界、「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか?

●宇多田ヒカルの登場はJ-POPをどう変えたのか?
●小室哲哉はどのように「ヒット」を生み出してきたのか?
●いきものがかり・水野良樹が語る「ヒットの本質」とは?
●オリコンは「AKB商法」をどう受け止めているのか?
●なぜ「超大型音楽番組」が急増したのか?
●「スポティファイ」日本上陸は何を変えるのか?
●なぜBABYMETALは世界を熱狂させたのか?
●SMAP解散発表で広がった購買運動の意味とは?

「ヒット」という得体の知れない現象から、エンタメとカルチャー「激動の時代」の一大潮流を解き明かす。

テレビが変わる、ライブが変わる、ビジネスが変わる。
業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは…?

【目次】
■第一章 ヒットなき時代の音楽の行方
「音楽不況」は本当か?/10年代の前提条件/AKB48とSNSの原理/「共通体験」がキーを握るなど

■第二章 ヒットチャートに何が起こったか
「音楽は特典に勝てない」/オリコンの未来像/ビルボードが「複合チャート」にこだわる理由/カラオケから見える10年代の流行歌/ヒット曲が映し出す「分断」など

■第三章 変わるテレビと音楽の関係
東日本大震災が変えたテレビと音楽の歴史/「入場規制」が人気のバロメーター/「メディアの王様」ではなくなった/『ASAYAN』以降の空白など

■第四章 ライブ市場は拡大を続ける
「聴く」から「参加する」へ/「みんなで踊る」がブームになった時代/スペクタクル化する大規模ワンマンライブ/メディアアーティストがライブの未来を作るなど

■第五章 J-POPの可能性──輸入から輸出へ
はっぴいえんどのイノベーション/洋楽に憧れない世代の登場/なぜカバーブームが起こったか/「過圧縮ポップ」の誕生/中田ヤスタカが作る次の「東京」など

■第六章 音楽の未来、ヒットの未来
音楽を“売らない”新世代のスター/ロングテールとモンスターヘッド/小室哲哉の見出す「音楽の未来」/unBORDEの挑戦/水野良樹が語る「ヒットの本質」/音楽シーンの未来など

第一章 ヒットなき時代の音楽の行方
第二章 ヒットチャートに何が起こったか
第三章 変わるテレビと音楽の関係
第四章 ライブ市場は拡大を続ける
第五章 J-POPの可能性──輸入から輸出へ
第六章 音楽の未来、ヒットの未来


柴 那典[シバ トモノリ]
著・文・その他

内容説明

激変する音楽業界。「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか?2016年は「時代の大転換点」だった!音楽の未来はもっと面白くなるはずだ。テレビ、ライブ、ビジネスが変わる。業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは?

目次

第1章 ヒットなき時代の音楽の行方
第2章 ヒットチャートに何が起こったか
第3章 変わるテレビと音楽の関係
第4章 ライブ市場は拡大を続ける
第5章 J‐POPの可能性―輸入から輸出へ
第6章 音楽の未来、ヒットの未来

著者等紹介

柴那典[シバトモノリ]
1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立。雑誌、ウェブ、モバイルなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

60
激変している音楽業界。今や誰もが知っている「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか?最近のJ-POPやアーティスト達を殆ど知らないのは、私が単にオジサンと言う理由ばかりではなさそうだとこれを読んで少し納得。やはり私が好きなのは、70年代の歌謡曲です。カラオケ行って思い切り、平浩二の「バスストップ」歌いたい!2020/05/20

リキヨシオ

38
メディアへの大量露出でCDを売りヒット曲や人気歌手を生む90年代のヒットの方程式は終わった。その一方でアイドルやアーティストの寿命は延びてCDが売れなくても音楽活動は続けられる。インターネットやSNSの普及で音楽が自由に聴ける様になり音楽をCDで販売する時代からライブやコンサートによる実体験で販売を伸ばす時代に移った。日本人の価値観の多様化によりヒット曲自体が必要ではなくなった。これからは「歌うこと」が一番重要になる…CDは売れないけど誰よりも音楽を聴くこの時代だからこれから売れるのが本当に難しいと思う。2017/01/26

さきん

37
21世紀に入りCDが売れなくなっていく一方、ライヴやフェスタ型の刺激を共有し、イベントに参加する趣旨のものが盛んになってきている。また、全員が共有する曲がヒット曲の上位にくることがなくなり、ネット社会が個人の趣向の分化を助長している。最後に、洋楽に物怖じしない音楽家やあらゆる要素を融合した曲が出てきており、著者は2016年以降の音楽界はますます面白くなるだろうと考えている。2017/01/12

おいしゃん

36
J POPのヒットの仕方が、年代によってどう変わったのか、という点がこの本でよくわかった。CDが売れなくなった、とよく聞くが、別の形で多様なファンにしっかりと受け入れられており、間口も広くなったというのは喜ばしいことかもしれない。2018/09/04

34
最近とても多いなと感じる長時間の音楽番組、大小様々 各地で開催されている音楽フェス。人気のバロメーターはCDの売り上げではなく フェスでの『入場規制』。「フェス化する音楽番組」「拡大を続けるライヴ市場」どれも興味深かった。2016.11.202017/04/13

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