講談社現代新書<br> 戦国の陣形

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講談社現代新書
戦国の陣形

  • 乃至 政彦【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883511
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0221

出版社内容情報

鶴翼、車懸、魚鱗…。なぜ大河ドラマ等では説得力に乏しい会戦シーンがまかり通るのか。陣形の変遷を辿ってわかった衝撃の中世軍事史◆鶴翼、車懸、魚鱗…「兵法」の意外な新事実◆

軍勢を軍隊へと改めたのは織田信長ではなかった!?

甲斐武田氏と越後上杉氏が取り組んだ軍制改革の中身とは!?

歴史とは事実であらねばならない――。

徹底的に真実を掘り起こした渾身の一冊。

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◆伊東潤氏絶賛!◆

川中島の、三方ヶ原の、関ヶ原の実相はこうだったのか!

頭を割られたような衝撃が走る。中世軍事史に一石を投じる快作。

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◆本書のおもな内容◆

序 章 鶴翼の陣に対する疑問から

第一章 武士以前の陣形

第二章 武士の勃興と陣形の黎明

第三章 中世の合戦と定型なき陣形

第四章 武田氏と上杉氏にあらわれた陣形

第五章 川中島・三方ヶ原・関ヶ原合戦の虚実

第六章 大坂の陣と伊達政宗の布陣

終 章 繰り返される推演としての陣形

◆序 章 鶴翼の陣に対する疑問から
会戦と陣形/よくしられる「鶴翼の陣」のイメージ/陣形の基礎を見直す ほか
◆第一章 武士以前の陣形
七世紀後半―律令制の開始―とともにはじまった陣形の歴史/「三段撃ち」は鉄砲以前からあった/秩序ある戦闘隊形と隊伍/八世紀の兵種別編成/海外から輸入された「八陣」 ほか
◆第二章 武士の勃興と陣形の黎明
『太平記』に登場する「魚鱗懸りの陣」/「魚鱗」に控えて「虎韜」で取り囲む/「鳥雲の陣」に敗北する小楠公 ほか
◆第三章 中世の合戦と定型なき陣形
足利尊氏の軍事編成/武蔵野合戦―300騎の「魚鱗」と3000騎余の「鶴翼」/中世における兵種別編成の萌芽 ほか
◆第四章 武田氏と上杉氏にあらわれた陣形
中世の軍勢から近世の軍隊へ/「鉄砲の伝来と浸透」による環境の変化/「足軽・雑兵の台頭」と歩兵の充実/山本勘介の「八陣」/戦国初の「八陣」あらわる/信玄の軍制改革と東国大名の先進性/村上義清の必勝隊形/正戦思想の上杉謙信/謙信の旗本編成 ほか
◆第五章 川中島・三方ヶ原・関ヶ原合戦の虚実
有名な合戦布陣を再考する/[1]川中島合戦の虚実/[2]三方ヶ原合戦の虚実/[3]関ヶ原合戦の虚実 ほか
◆第六章 大坂の陣と伊達政宗の布陣
大坂の陣勃発/伊達政宗の陣立/五段隊形の片倉隊とほぼ鉄砲のみの伊達隊/伊達政宗の片倉重綱に対する扱い ほか
◆終 章 繰り返される推演としての陣形
徳川時代によみがえる武田流「八陣」/現代にもよみがえる武田八陣 ほか


乃至 政彦[ナイシ マサヒコ]
著・文・その他

内容説明

軍勢を軍隊へと改めたのは織田信長ではなかった!?甲斐武田氏と越後上杉氏が取り組んだ軍制改革の中身とは!?歴史とは事実であらねばならない―。徹底的に真実を掘り起こした渾身の一冊。

目次

序章 鶴翼の陣に対する疑問から
第1章 武士以前の陣形
第2章 武士の勃興と陣形の黎明
第3章 中世の合戦と定型なき陣形
第4章 武田氏と上杉氏にあらわれた陣形
第5章 川中島・三方ヶ原・関ヶ原合戦の虚実
第6章 大坂の陣と伊達政宗の布陣
終章 繰り返される推演としての陣形

著者等紹介

乃至政彦[ナイシマサヒコ]
1974年香川県生まれ。戦国史研究家。越後長尾氏と公儀、中世の陣立、武家の精神と性愛など、未開拓の研究領域に切り込む。テレビの歴史番組にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

78
ちょっと言い方悪いですがダークホース的に名著。ゲームや小説で慣れ親しんだ鶴翼の陣とか魚鱗の陣とかが、どのような形で形成されてきたかを文献から読み解き、川中島や関ヶ原など有名な戦いにおける陣形史に思いを馳せます。話は全然飛びますが、野球ファンの私、最近マンガではサッカー漫画にハマっており、とくに『アオアシ』の陣形と人間関係のエモさが最高なのですが、男の子が戦国に惹きつけられる背景には陣形があるのかと思わされた一冊です。2022/03/27

ポチ

49
車懸かりは陣ではなく戦法、魚鱗の陣は、みんな集まれ〜‼︎鶴翼の陣は、みんな広がれ〜‼︎だったとは…知らなかった!関ヶ原の合戦の布陣図がどうやら違うらしい⁈今までの定説はなんだったんだ‼︎2016/10/09

future4227

45
戦国オタクや『信長の野望』ファンにはたまらない内容のはず。多くのドラマや映画の合戦シーンに陣形の妙を感じさせる描写がないという筆者の意見に強く共感。陣形に焦点を絞った内容ながら、えー、そうなの?と思うような主張が次々と繰り出される。村上義清が意外とすごい奴だってことがわかったし、鶴翼の陣ってV字型じゃないのか!関ヶ原は小早川秀秋の裏切りが最初?伊達政宗は眼帯してなかったの?などなど様々な資料を基に真相を突き付けてくる。もしかしたら今後の歴史解釈が大きく変わるかもしれない画期的な新説。元凶は諸葛孔明か?2017/09/20

さつき

40
読友さんのレビューから興味を持ちました。歴史小説は好きですが、合戦シーンになるといつもいまいち状況が理解できないんですよね…よく耳にする鶴翼の陣、車懸かりの陣などは、戦が紙の上で議論されるようになってから、付いた名前ということなのでしょうか?結局、信玄、謙信が戦っていた時にはその言葉は別の意味で使われたりしていたんですね。なかなか当時のことはわからないのかな?基礎知識もないのであまり理解できませんでした。2016/10/31

とろとろ

30
著者は在野の人ですかね。こういう方々には「従来学説の完全否定」・「偏った資料の選定」・「都合の良い独自解釈」という3点セットが付きものですが……。帯に名前の出ている伊東潤という人は歴史小説作家で2011年頃から直木賞候補に何度も名前が出ている人ってか。要するに学識経験者は一切関わっていないのねぇ。言いたいことは判るんだけど……、突っ込みどころ満載って感じはする。やはり異端かしらねぇ。2016/02/26

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