講談社現代新書<br> ニッポンの音楽

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講談社現代新書
ニッポンの音楽

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882965
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

一九六九年から始まる本書の物語は、「Jポップ」葬送の物語でもある。日本のポピュラー音楽のもっとも重要な物語がこの一冊に!Jポップ誕生「以前」と「以後」の45年を通覧する??

主人公の「物語=歴史」でディケイド(10年間)を解き明かす!
●70年代 はっぴいえんどの物語
●80年代 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語
●90年代 渋谷系と小室系の物語
●ゼロ年代以降 中田ヤスタカの物語

一九六九年から始まる本書の物語は、「Jポップ」葬送の物語であり、ニッポンの寓話でもある。
章題記載の音楽家のほか、小沢健二、小山田圭吾、ピチカート・ファイヴ、
小室哲哉、安室奈美恵、つんく♂、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ……etc.が登場。
日本のポピュラー音楽の歴史と現在を考える上で、もっとも重要な物語がこの一冊に!

<本書の内容>
第一部 Jポップ以前              
 第一章 はっぴいえんどの物語
 第二章 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語

?幕間の物語(インタールード) 「Jポップ」の誕生?         

第二部 Jポップ以後              
 第三章 渋谷系と小室系の物語
 第四章 中田ヤスタカの物語

はじめに
第一部 Jポップ以前
第一章 はっぴいえんどの物語
第二章 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語
?幕間の物語 「Jポップ」の誕生?
第二部 Jポップ以後
第三章 渋谷系と小室系の物語
第四章 中田ヤスタカの物語
あとがき


佐々木 敦[ササキ アツシ]
著・文・その他

内容説明

一九六九年から始まる本書の物語は、「Jポップ」葬送の物語であり、ニッポンの寓話でもある。章題記載の音楽家のほか、小沢健二、小山田圭吾、ピチカート・ファイヴ、小室哲哉、安室奈美恵、つんく♂、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ…etc.が登場。Jポップ誕生「以前」と「以後」の45年を通覧する。

目次

第1部 Jポップ以前(はっぴいえんどの物語;YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語)
第2部 Jポップ以後(渋谷系と小室系の物語;中田ヤスタカの物語)

著者等紹介

佐々木敦[ササキアツシ]
1964年生まれ。批評家。早稲田大学文学学術院教授。音楽レーベルHEADZ主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

262
ニッポンの音楽と言いながら、Jpopのそれもほんの一部の渋谷系や小室系にしか触れられていなくてタイトルに偽りありと思う。まあ紙面上書ききるのは難しいかもしれないが、別のタイトルにすべきと思う。それはさておき中身についてはまあ特に目新しい評論ではなかったように感じた。2015/03/01

佐島楓

32
1969年以降の邦楽についての考察。最初は一方通行だった音楽が、リスナーが主体となって作られるようになり、またその後輩たちが影響され、現在は作り手と聴き手が相互にまじりあっている様子が興味深かった。渋谷系の音楽については深く考えて聴いたことがなかったので、今度探してみようと思っている。2015/02/10

ロア

24
細野晴臣を起点に、渋谷系を直進して中田ヤスタカまでを辿る「J-POP」解説書。紹介されているアーティストは超々々限定的でピンポイントなので、あの人もこの人もスルーなの⁈と物足りなく感じる人もいるでしょうが、これはこれで音楽の一つの細く狭いルーツって事で。本気で「ニッポンの音楽」を網羅したら、新書一冊には収まらないものね✳︎✳︎✳︎YMO最大のヒット曲は「君に、胸キュン。」という楽曲だと紹介されていたので試しにYouTubeで見てみたところ、ちょっとした衝撃映像でした(*ノдノ)キヤアアアア!! 2018/02/02

しゅん

21
参照するミュージシャン(はっぴえんど、YMO、フリッパーズ、小室、ヤスタカ)はかなりベタなラインナップで目新しい情報はないものの、そこに「リスナー型」という系譜を作り、ニッポンの音楽の大きな流れを素描してみる展開は非常にスマート。外国、とくに英米圏の音楽とどう対峙するかの姿勢の変遷がクリアに見えてくる点も大変参考になった。これでニッポンシリーズ三部作を全て読んだわけだけど、一つの分野にとどまらない著者の外部性が其々の物語を強固なものにしている印象をもちました。膨大な知識量にはいつも驚かされます。2017/04/18

ばんだねいっぺい

20
はっぴいえんど、YMO、と来て、TK 中田ヤスタカ 次は誰なんだろうか?長生きして確認したい。2015/12/05

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