講談社現代新書<br> ふしぎな国道

電子版価格
¥1,023
  • 電書あり

講談社現代新書
ふしぎな国道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882828
  • NDC分類 685.21
  • Cコード C0265

出版社内容情報

道を極めろ!「酷道マニア」「標識マニア」「非国道走行マニア」など 国道に異常な愛情を持つマニアの生態を活写した記念碑的作品。空気のように、非常に身近でありながら、ほとんどその存在を意識されることのない「国道」。その国道を真っ正面から扱った記念碑的作品。

 実は、国道には不可思議なことが数多く存在する。
・国道246号は存在するのに、なぜ国道60号や国道99号はないのか?
・圏央道やアクアラインは高速道路なのになぜ国道指定されているのか?
・車が通れない商店街や階段がなぜ国道指定されるのか?
・道路すら走っていないフェリー航路が国道扱いされるのはなぜなのか?
など、いちいち挙げれば、数限りない。
 国道をこよなく「国道マニア」として知られる佐藤健太郎氏が、こうした国道にまつわる、様々な謎を読み解くとともに、国道をこよなく愛する「国道マニア」たちのマニアックな生態を解説する。悪路を好んで走る「酷道マニア」。旧道を好んで走る「旧道マニア」。国道のありがたさを実感するために非国道のみを頑なに走行する「非国道走向マニア」、道路元標に異常な執着を示す「道路元標マニア」など、彼らのこだわりは相当なまでにマニアックである。抱腹絶倒の一冊

第1章 国道の名所を行く
第2章 酷道趣味
第3章 国道の歴史
第4章 国道完走
第5章 レコードホルダーの国道たち
第6章 国道標識に魅せられて
第7章 都道府県道の謎
第8章 旧道を歩く
第9章 深遠なるマニアの世界


佐藤 健太郎[サトウ ケンタロウ]
著・文・その他

内容説明

国道は謎だらけ!なぜ国道60号や国道99号はないのか?圏央道やアクアラインはなぜ国道なのか?車が通れない商店街や階段がなぜ国道?国道を使わずに東京‐大阪を完走できるか?マニアが探し回る“道路元標”って何?あなたは国道のことをどれだけ知っていますか?

目次

第1章 国道の名所を行く
第2章 酷道趣味
第3章 国道の歴史
第4章 国道完走
第5章 レコードホルダーの国道たち
第6章 国道標識に魅せられて
第7章 都道府県道の謎
第8章 旧道を歩く
第9章 深遠なるマニアの世界

著者等紹介

佐藤健太郎[サトウケンタロウ]
1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

295
国道マニアの著者が国道について書いた1冊。鉄道はマニアが多いイメージだが国道もそれに負けず劣らず奥の深い世界だなと思った。非国道で大阪東京の話は余談だが面白かった。2015/06/01

はっせー

144
再読した!本当に面白かった! 昔から地理が好きだったので国道には興味があった。だが私の周りには鉄道が好きな人はいるが国道が好きな人がいないのでここでの話は本当に勉強になった。国道409号線が東京アクアラインということが知らなかったので本当に驚いた。また酷道は日本にあるがどんどん減ってきている。そんな酷道に駆り立てるものはおそらくノスタルジーではないかと思った。ここの部分は鉄道マニアの秘境駅に行くのと同じではないかと思った。また国道についての本を読みたいと思った!2020/02/02

へくとぱすかる

112
酷道マニアという存在は知っていましたが、国道全般を趣味にした本は初見。旅行ガイド的でなく、入門編としてマニアック度が抑えてあり、「こういう楽しみ方もあるんだ」と、楽しく読み終わりました。最近ようやくクルマの運転にも興味を持てるようになりましたが、国道をたどる冒険家になるには、まだまだ覚悟が必要みたいですね。左京区の百井別れの紹介がうれしいです。2019/05/03

takaC

89
ボクの国道友だちであるサトケンが書いた本。結構面白い。2015/12/01

yutaro13

71
ドライブしていて道路について気になったので手に取った本。世の中には著者のような国道マニアが存在するらしい。国道の歴史、名所、標識、うんちくまで、久々に読んでいて楽しい本だった。国道マニアには有名な階段国道(339)、ダート国道(458)、アーケード国道も初耳なら、酷道(悲惨な整備状態の国道)なる言葉も初めて知った。私は環七と環八という立派な道路に挟まれたエリアに住んでますが、こいつらはどちらも国道ではなく都道、会社からタクシーで帰るときに使う第二京浜は栄ある国道1号だったりします。どうでもいいですね。2021/03/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8310498
  • ご注意事項